【開催報告】 九州ブロック ユニットリーダー研修フォローアップ研修

2018年1月15日 更新

■「極めようユニットケア」~排泄ケア編~

本年度のフォローアップ研修は、12月26日(火)にホテル日航熊本で実施いたしました。今年のテーマは、『「極めようユニットケア」~排泄ケア編~』と題して、なぜユニットケアなのか!という理解はもちろんのこと、日頃なかなか聞くことができない「排泄(腸内フローラ)」の講義を取り入れることから、改めて「個別ケア」「24Hシート」を考える研修会といたしました。

午前中は、基調講演として秋葉センター長より、①ユニットケアの基本的な考え方、②個別ケアとはそもそも何なのか、③介護の専門職として大事にしなくてはならないこととはなど、個別ケアを実践する上で大事なアイテムを提示してユニットケアに対する考え方を深めました。

午後からは、白駒の森の澤田施設長をお迎えし、腸内フローラを通じて個別ケアと向き合うための知識や技術を伝えて頂きました。暮らしの基本的な行為である『食べて・出して・眠る』を、入居者個々に合わせて『美味しく食べて・スッキリ出して・ぐっすり眠る』支援を行うことが、入居者の暮らしの継続に繋がることを皆で学びました。特に、「排泄支援が向上することで全ての支援が向上する!」という言葉が印象的で受講者のこころに響きわたったように感じました。

普段、あたり前のように行っている排泄ケアですが、科学的根拠にもとづき支援を行うことで、より個別ケアの充実に繋がるのではないかと、改めて感じられる研修会となり、とても充実した時間となりました。

 

 

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