「今までのように自分らしく我儘に。」(特別養護老人ホーム晃の園 芳澤ひろ子)
2017年2月1日 更新
人は誰もが、歳をとり、やがて病気や障害で介護が必要になります。「今までのように自分らしく我儘に。」
「誰からもやさしく接してほしい。」「家族と共に——友人とも会いたい。」「街に出たい、美味しい物も食べたい。」
この入居者の熱き想いに私たちはどれだけこたえられるのでしょうか。
今、私たちは「ユニットケア」により 人間らしく安心して暮らせる「生活」の場づくりをしています。
職員の数だけ介護の認識がありました。意識改革が必要でした。
職員の共有すべき意識は何なのだろうかと焦点を絞りました。まず「生活者」であるという意識を深める。
その意識を基に職員・家族・地域社会との関わりをどのように作りあげていくかという点です。
生活の中にケアを取り込むことへの意識改革で,支援する楽しみが生まれました。