「入居者と寄り添い感じたこと」(特別養護老人ホームホームタウンほそや 半田三男)
2017年3月1日 更新
2年前のある日の事、肺炎で入院したMさん、入院後も病状改善せず、一ヵ月後にはついに経口での食事摂取が出来なくなった。
家族は延命処置を希望せず、主治医からは余命1ヵ月の宣告を受ける。家族は残された時間をホームタウンほそやで過ごすことを希望し、再び施設での生活が始まる。経口から好きな物を食べていただきたく御家族・職員で頑張り、少しずつ食事が摂れるようになった。残された時間を大切に御家族と過ごされ、一年後に人生の幕を閉じられた。
御家族より最期をここで過ごせた事への感謝の言葉をいただき、改めて「その方の最期の時間に寄り添そう」事の大切さを実感した出来事でした。