「言葉に依らないコミュニケーション」(特別養護老人ホーム かざこしの里 仲村茂樹)
2017年4月17日 更新
かざこしの里にユニットリーダー研修生が実地研修に訪れ、気づいたことや思いを口にされます。
その中で研修生から良く聞くのが、「言葉によるコミュニケーションをとっていないのに職員の連携が図られている、ユニットに落ち着いた時間が流れている」という感想です。
こうした連携は、「職員の固定配置」と「24Hシート」によるところが大きいと感じています。「固定配置」は職員が入居者さんを知る(共通理解を図る)上で大変役に立っており、そこから生じる「なじみの関係」は入居者さんに落ち着きをもたらします。
また、丁寧なアセスメントにより24Hシートを作成し、情報や支援(ケア)の共有(見える化)を進めた結果、一層の連携が図りやすくなりました。
「目に見えにくく、形に残りにくい」と言われた介護の仕事を「見える、形の残るケア」として示すことができるようになったことは、大きな財産です。