「目からうろこ」(特別養護老人ホーム四條畷荘 久保卓也)
2017年10月2日 更新
私は8年前にこの研修をうけました。
それまで従来型特養しか経験のなかった私には学ぶ全てが新鮮で「目からうろこ」状態でした。この研修ではユニットケアのことはもちろんですが、「自分の施設でできることは何か」ということを考えさせられる研修となりました。
研修から帰って、同じ研修をうけた職員と一丸となって一心不乱にユニットケアについて考え、何から取り組めばよいのかをたくさん話し合ったのを覚えています。一番最初にしたことがユニットケアとはかけ離れた「汚物室の掃除」でしたが、自分の施設で何ができるかを考えて出した答えに私は自信を持っていました。それから1年かけて排泄ケアを取り組み、次年度に入浴ケアと1年ごとに食事、環境とテーマを変えて少しづつ一歩づつ「変化」していくことができたのです。相当時間をかけて取り組んできましたが、それができたのもこの研修で学んだことが軸となってブレなかったことが大きかったと思っています。
まだまだ取り組むべきことがたくさんありますが、これからもユニットケアについて考えながら日々成長していきたいと思っています。