「感動によって変わる」(特別養護老人ホーム望星荘 藤崎まゆみ)
2017年10月16日 更新
「出来ているわけがないと思っていました」これは実地研修で耳にする言葉です。
3日間の座学を終えた受講者の率直な感想であり、思い返せば私が研修を受講したときも同様な想いを抱いたのを覚えています。
そこには、入居者が落ち着く空間があり、ゆったりとした時間が流れ、スタッフの生き生きとした表情がありました。
当時、画一的なケアに疑問すら湧いていなかった望星荘が、ケアの在り方を見つめ直すきっかけとなったのが、この研修でした。
しかし、すぐに軌道に乗ったわけではなく、肯定的な捉え方を構築するには多くの時間と労力を費やし一進一退を繰り返してきました。
「やってみないとわからない!」を合言葉に、体験をして言えることは、“未知なる可能性がある”ということです。体験することにより感動を覚え、施設が良い方向へ変わっていきました。
受講者の皆さまも、きっとこの感動を味わえる機会になると信じています。