「自宅でない在宅」(有吉病院 有吉通泰)

2017年11月1日 更新施設長

著者院長 有吉通泰   (医療法人笠松会 有吉病院  )

医療施設であっても自分らしく心地よく過ごしていただけるように、『自宅でない在宅』としてのユニットケアを導入して15年。私自身も歳を重ね、意欲は低下するとばかり思っていましたがとんでもない。歳を重ねるごとに体力が落ちていくことは仕方ないとしても、気力は萎むどころか、高齢者の気持ちが自分のこととしてわかるだけに、もっと、できることがあると思うのです。

先日、私と同じく団塊の世代の患者さまが脳梗塞を発症後、急性期治療を終えユニットケア病棟に入院されました。生活全般に介助が必要ですが、入院して真っ先にでた言葉が「ここは空気がいい。やっと元気になれそう。」。今後の目標はトイレでの自立ができれば自宅に帰ることです。オムツ外しの取り組みが個室化へのきっかけでしたので、こうして前向きにがんばる入居者さまをみると自分のことのように嬉しくなります。まだまだ、私もがんばろう!と。

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