「職員の現場から入居者の暮らしの場として考える」(特別養護老人ホーム 和里(にこり) 岩岡克己)
2017年12月15日 更新
私がユニットリーダー研修を受講したのは、平ユニットリーダーに任命されて1年目でした.ユニット型の特養に働いていながらも「ユニットケアとは」と目指すものが不明確なまま,日々のケアを実践しているだけでした。しかし,ユニットリーダー研修を受けて,施設は「暮らしの場」であり,暮らしを継続していく為に私たちが必要な考え方を学ぶことが出来ました。「職員の現場」としての意識から「入居者の暮らしの場」であるとの考え方に変わる一歩を踏み出せたのも,ユニットリーダー研修です。それからは「現場」とは言わず,「暮らしの場」を標語に仲間たちと日々,「より良い暮らし」を目指し、実践しています。
それと,ユニットリーダー研修は,かけがえのない仲間とも出会うことが出来る機会です。その時に研修を受けていた同期は,今はユニットケアの指導者として互いに高め合っています。成長できる可能性を大いに感じる研修に,ぜひ参加しては如何でしょうか。