「暮らしを豊かにするために」(特別養護老人ホームケアステーション藤が原  笹島修)

2018年1月15日 更新指導者

ある女性の入居者と外食に行った時、「生まれて初めて居酒屋にきました。主人はいつもこんな楽しい思いをしていたのですね。」と、うれしそうに話ししてくれたことを鮮明におぼえています。
いくつになっても新しいことを経験することは、その方の暮らしを豊かにしてくれると思いますし、そんなサポートができたらいいなといつも考えています。

そう思えるきっかけを作ってくれたのが10年前に受講したこの研修です。講師の方から経験談を聞き、具体的な手法を知り、「とにかくやってみよう!」と思えたのがこの研修でした。そして、10年以上たった今でも、ユニットケア研修をきっかけに広まった交友関係から多くの学びを得ることができています。

この研修との出会いに感謝していますし、今後もユニットケアを真剣に取り組む中で得られた経験が介護の専門性を高め、入居者だけでなく働く側にとっても、暮らしを豊かにしてくれると信じています。

「ユニットケアへの想い」―家族と共に支えよう―(特別養護老人ホーム大地の丘 磯部喜博)

2018年1月5日 更新施設長

法人設立と施設開設をして、12年が経過した現在、ユニットケアへの取組みについて振り返ってみます。

開設当初、試行錯誤のなかで始めた「ユニットケア」。従来型施設から来た職員、新規職員が入り乱れるなかでの悪戦苦闘の中での取り組みでした。

ユニットケア研修会への参加やユニット型施設への研修生の派遣、施設内研修会の定期的開催等々を行い、平成27年度から実地研修施設としての指定を受けて取り組んでいます。

現在、特に力を入れているのが、入居者本位の生活、「暮らしの継続」をどの様に築き上げていくかです。職員が入居者と暮らしを共にするうえで、1日のその方の暮らしに視点をおいた関わりができるように理念を根気よく伝えています。普段、職員が入居者とどの様に接しているか見ていただくとともに、入居者とその家族との食事会を通した交流を行い、家族のような関係づくりを作りあげるように頑張っています。

「ユニットケアに出会えて」(特別養護老人ホーム梨雲苑 坪内奈津子)

2018年1月5日 更新施設長

ユニットケアの理論から導き出される具体的な取り組みを示すことが、施設の理念を実現するために非常に有効でした。

入居者様、一人ひとりが安心して健やかに暮らすためのお手伝いを、24時間の生活「暮らしの場」を作り上げる取り組みをしています。現状のケアに満足せず、より良いサービスを提供できるよう日々、努力しています。

梨雲苑では、「自宅」から「住まいの引越」「もうひとつの我が家」こんなふうに暮らしたい、その思いを実現するためにユニットケアの理念「暮らしの継続」・ケアの視点「一日の暮らしぶりを知る」を全職員が共有して、入居者様はもちろん、家族様とも信頼関係が構築されていることに喜びを感じています。また、職員があらためて介護職としてやりがいを感じ、職員のペースではなく入居者様個々の24時間に合わせた関わりが大切であることを強く実感しています。まだ「ユニットケア」に出会えていない皆さん一緒に頑張りませんか?

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