「真摯に前を向いて」(特別養護老人ホーム美里ヒルズ 梶島 美紀)

2018年8月1日 更新

私がユニットリーダー研修に参加したのは、平成21年の前期のことでした。普段観光で訪れている京都に、研修で訪れることに新鮮な気持ちがしたことを今でも思い出します。

座学での学びで刺激を受けたのはもちろんなのですが、同じ実習を受ける他の3人の受講者と仲良くなり、「こういったことで悩んでいて」という話や、実習先の施設の職員さんの「こういう方法もありますよ」というアドバイス受けて同じ思いを共有する仲間ができたということは大きな収穫でした。また、惜しみなくいろいろな情報やアドバイスをくださった実習施設の方には感謝するとともに、「自分たちも目標をしっかりと持って前進し続ければ、必ずここまで出来るようになる。」と密かに野望を抱いたものです。(笑)

そして何より施設を離れていることで自分の施設(入居者)への思いが募り、「忙しいという言い訳をして、入居者の顔を見ない介護をしていたのではないか。もう一度真摯に入居者と向き合おう。」と思えるようになりました。

あれから「もう9年経つのか」という思いと、「まだ9年しか経っていないのか」という両方の思いを噛みしめながら、「もう一度真摯に入居者と向き合おう。」と思った、暑かった京都を思い出しています。

「ちょっとコーヒーでも飲んで行きませんか」(特別養護老人ホーム美里ヒルズ 中島 充啓)

2018年8月1日 更新

私は昨年末まで長く『従来型』と呼ばれる介護施設に勤めさせていただいていたのですが、その現場において自分が出来る事に限界を感じ、無力感に苛まれていました。『従来型』の施設全般を否定し『ユニットケア』に憧れた訳では決してなかったのですが、以前研修等で訪れる機会があった際、唯一未知ともいえる世界を垣間見た美里ヒルズに、新しい可能性を求めて入職させていただきました。

今年の1月に入職させていただき約半年がたちましたが、今とても安らいだ気持ちで働けている自分に、正直驚きさえ感じています。リビングに響く陶器の食器を洗う音、炊飯器からあがるご飯の良い匂い。何より生活感に溢れた設え。聞けばそれらは誰かに与えられたデザインではなく、ユニットケアの利点を活用しつつ、デメリットを補う為それぞれの職員や時に入居者から、日々の暮らしを楽しめるアイデアを、少しずつ少しずつ集めて形にしていったものだというのです。それはそうです。機能や事故防止にばかりとらわれて、職員も寛げない居室やリビングで、入居者の皆様が落ち着けるはずないですよね。今の姿が完成ではなく、日々変わりゆく状況に合わせて、まるで我が家と同じように、自分自身も入居者と一緒になって、新しい形を考え変えて行ける所にとても魅力を感じています。もしこの文章を読まれて、少しでも気に止まられたら、是非一報いただいて、入居者の皆様と一緒にコーヒーでも飲んで行ってください。きっと伝わるものがあると思います。

 

「『いきいき、あなたらしく…』暮らしの場」(特別養護老人ホーム みなみ風 吉野 布由美)

2018年8月1日 更新

「ユニットケア」では、少人数ケアで一人一人に時間をもって入居者に寄り添い、顔なじみとなり信頼関係が築き上げることが出来る。認知症の方も「いきいき、あなたらしく…」これまで歩んで来られた人生観・生活観を大切にした暮らしの継続、思いを尊重し支え合うお手伝いができる事と感じています。

「もし自分だったら…」という入居者視点となって、その人らしい暮らしを一緒に作りあげる楽しさがあります。

「ユニットケア」を継続していくことの難しさを感じることもありますが、職員それぞれ同じ目的に取り組んでいる姿勢があり、その度「ユニットケア」を振り返ることで継続出来ていると思います。

これからも入居者の「いきいき、あなたらしく…」暮らしができるようお手伝いしていきたいと思います。

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