「入居者の暮らしに寄り添った質の高い支援をするには」(特別養護老人ホーム大地の丘 平林啓子)

2019年5月7日 更新

かつて入居者のご家族より「母の入居が決まった時、『ユニットケアは入居者と馴染みの関係になれるよう、少人数の同じ職員が支援してくれる』と聞きましたが、職員がよく交代しますね。認知症の母だけでなく私達家族もやっといろんな話ができるようになったのに…とても残念です。」と言われたことがあります。実際、支援員が家庭の事情等で退職し欠員が出てしまうと、介護の経験年数などバランスを考慮すれば異動はやむを得ない場合もあるのですが、ご家族の立場になればそのように感じられても仕方ありません。このご家族のお話を受け、入居者と馴染みの関係になるには支援員が高いモチベーションを持って働き続けられるようサポートが求められることを痛感しました。ご家族が不安な気持ちを正直に打ち明けて下さったことに感謝し、改めて期待に応えていこうと思いました。

施設理念『その人らしさを大切に』を実現していくため、大地の丘では家族会に力を注いでいます。入居者と支援員のみならずご家族も加わって親睦を図ることを目的に、各ユニットが食事会やお茶会など計画します。また、施設の一援助方針でもある『一人ひとりの願いや希望を叶えます』を実践できるよう入居者の誕生日には自宅にお連れしたり、食事や買い物にお出かけしています。こうして、安心した暮らしを継続しながら、生きがいを持って生活が送れるようお手伝いしています。

入居者・ご家族には、これからも馴染みの関係とともに「この施設で良かった」と感じていただき、より質の高いユニットケアとなるよう施設全体で取り組みたいと思います。

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