「自分の意識が変わった日」(特別養護老人ホーム 松籟荘 柴田泰弘)
2017年2月15日 更新
私は、松籟荘に務めて16年目になります。
従来型からスタートし、現在は松籟荘のサテライト施設で勤務していますが、ユニットリーダー研修を受講していなかったら、ここまで続けてこれなかったと思います。そのくらい自分にとって衝撃を受けた研修でした。
従来型でケアをしていた時は、入居者のことを深く知ろうとも思わず、早く業務をこなすことしか考えていませんでした。まさに、職員や業務中心のケアです。そんな時にこの研修と出会い、これまでやってきたケアや自分の考え方を深く反省したことを今でも覚えています。そこから私の介護に対する想いは変わり、常に入居者のことを一番に考え、根拠を持って日々のケアをすることを心がけています。ユニットリーダー研修を受講すると、たくさんやらなくてはいけないと思ってしまいますが、もちろん形としての変化も大事です。しかし、私は一人一人の意識の変化がもっとも大事だと思います。その意識を変えてくれる研修がこの研修です。皆さんも、意識を変えてみませんか?
「ユニットケアを通しての仲間作り」(特別養護老人ホーム和里(にこり)伊田尚矢)
2017年2月15日 更新
入職した頃は、個室であることや入居者を小さな集団、ユニットに分けることが「ユニットケア」なんだと思いながら仕事をしていましたが、実際にしている介護は一斉一律のケアでした。疑問に思いながらも日々が過ぎていく中で、先輩職員がユニットリーダー研修を受講し、今自分たちがしているのはユニットケアではない!と施設長をはじめ当時のユニットリーダーで取り組みを行ってきました。
自分自身もユニットリーダー研修を5年ほど前に受講した際に、同じ悩みを持った仲間と出会い、座学では「こういうことなんだ」、「こうすればいいのか」とモヤモヤが晴れていくような感覚でした。
同じ悩みを持った仲間はたくさんいます。悩みや情報を共有し、多くの仲間を作れる研修でもあるので是非、参加してください。
『同じ立場で悩んで、気づく』(特別養護老人ホームかしわ園 小坂景子)
2017年2月1日 更新
研修を終えた受講生の方がよくお話されることがあります。
これまでの考え方を変えるきっかけとなった、何のために介護職に就いたか思い出すことができた、お年寄りのために今日できることをしなければと強く思う、と。
研修を通して、ユニットケアの手法を学ぶだけではなく、色々なことを考えることになるようです。浮かない表情で施設にいらした方が、研修最終日には「課題は山積みだけどやれるだけやってみます」「やっぱり私は介護の仕事が好きです」、そんな言葉を残してご自分の施設に戻っていかれる姿を見ていると、私も職員たちも新鮮な気持ちを取り戻させて頂いてます。
座学・実地研修は一方通行ではありません。座学で指導者と、研修生同士で、そして実地研修施設の職員と、高齢者を介護する人がお互いに刺激しあえることが、この研修の大きな魅力であると感じています。