【開催報告】 埼玉県ユニットケアフォローアップ研修

2017年11月27日 更新

 24Hシートの導入と活用について

 

毎年恒例となっている「埼玉県」「関東・北陸ブロックユニットケア連絡会」主催のフォローアップ研修が10月26日・27日に開催されました。今回も、受講生の中にはユニットリーダー研修に参加された施設が多くみられました。

まず、研修にあたり、「ユニットケアの手法を如何に取り入れていくか」を皆と考えていきました。すると、『24Hシートを導入して、それを活用する事でユニットケアが成り立っていくのではないか?』と考えている施設が多い事がわかりました。

フォローアップ研修の座学では、24Hシートを活用して意義や効果などを学び、ケアの理念や視点の重要性を理解していきます。「実際に導入し活用する事で施設の経営や運営にも効果が出てくる事を理解すること」、「その後の実践するための具体的な方法について、経験談を踏まえグループワークで討議すること」がとても大切です。ただ聞くだけではなく、「声に出して聞き取りをする」「収集をしてみる」「記入してみる」など、全員参加型のワーク方式で実施しているので、受講者からは、とても理解しやすかったとの声も多く頂きました。

24Hシートの導入から活用そして一覧化まで成功させるには、直接ケアをする者だけでは限界があると思います。施設の方針として24Hシート・個別ケアに取り組むのであれば、施設の管理者も、もっと積極的に参加する事が何より大切な事であると感じています。

 

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