「一番大切にしていること」 (特別養護老人ホーム一重の里 小山 康博)
2019年9月2日 更新
私はもともと営業の仕事をしておりました。時間に追われ日々を過ごしていた中で、今の法人で働くことになりました。何も経験がなかった自分としては、老人ホームの仕事は『歌を歌って、おむつ交換して』という位だと思って入職しました。すると『ユニットケア?』『個別ケア?』『24時間シート?』と異国にでも来たのか、初めて聞く言葉のオンパレードでした。その為、言葉や仕事の意味を日々先輩から教えてもらっていました。そんな中、ユニットリーダー研修に参加をさせていただき、仕事の意味を明確に理解することが出来ました。更にそこで教えて頂いた『個別ケアの大切さ、もし自分だったらという入居者目線を大切にする』ことを、当施設でも理事長から『一人一人を重んじ、自分が入りたい施設にして行こう』と教えてもらっていたので、深く共感することが出来ました。そこで学ばせて頂いたことは、現在職員教育をするうえで、一番に伝えています。この研修での学びは、自分の介護人生の中で良い知識を得る場になりました。
是非一人でも多くの方にこの研修を経験して頂き、今の介護に悩みを持っている方のターニングポイントになればと思います。