「根拠を持ってサポートできること」(特別養護老人ホームケアステーション藤が原 秋葉達郎)

2019年11月1日 更新

「なんだかここ最近、母が以前の母のようなんです。前向きな母の姿がまた見られてよかった」入居して何年も経った入居者の娘様から頂いた言葉です。当施設は、開設して今年で8年が過ぎました。開設時からユニットケアを推進し取り組んでいましたが、ユニットケアの経験者はほとんどいなく、職員が基準にしていた考え方は今までの自分の経験や考え方に沿ったもので、今思うと、職員が同じ方向に向かって進んではいなかったように思います。その結果、ケアが画一的なものになり、入居者一人一人と向き合うことができていなかったように思います。

ユニットケアの魅力は、入居者一人一人がその人らしく過ごせるための理論を知り、実践することで、根拠を持って入居者の生活をサポートできることにあると思います。当施設でもユニットケアのテキストを用いてたくさん勉強会をしました。入居者の暮らしの継続をサポートするという意識をもって、アセスメントから行うことで「入居者みんなバラバラで良いんだ、それが当たり前なんだ」と考え方を変えていけたように思います。自分らしく生活できる環境やサポートは、入居者の表情を大きく変えたことを実感しています。課題もまだまだたくさんありますが、これからも入居者一人一人がその人らしく生活できるようユニットケアに取り組んでいきたいと思います。

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