ユニットケア研修の魅力(介護老人福祉施設花友にしこうじ 加藤 弓子)
2020年7月1日 更新
皆さん、こんにちは。前年度末より新型コロナ感染症の拡大に伴い、緊急事態宣言が出され、実地研修が行えていない状況です。そんな状態だからこそ「ユニットケア研修」の大切さを改めて感じることができました。
どんな施設にも課題があり、当然実地研修施設にも似たような課題があります。施設から来られた方にはどなたにも、入居者に「どのように寄り添えばいいのか」、職員には「どのようにケアの統一をすればいいのか」、等々共に真剣に考えながら意見交換をしています。中でも私がこの研修を受講して感じたことは、自分の施設でできていることと、できていないことを整理することができたことです。そして、実際のケアの様子を見ることができるということがこの研修の強みであると思います。座学で理論をいろいろ述べられても、すぐ「理想だけ言われても現実は無理なんだ」とか「うちの職員はそんなことわかってくれない」など、できない理由が頭の中から飛び出てきてしまうものですが、実際にユニットケアを目指して様々な困難に前向きに取り組んでいるリーダーの方々の生の声に、大変大きなパワーをもらうことができると感じています。それこそがこの「リーダー研修」の強みであると思います。