ユニットケアの取り組み ~ピンチをチャンスに~(特別養護老人ホーム岐阜県立飛騨寿楽苑 宮本 和恵)
2020年9月1日 更新
コロナ禍で、3密回避、ソーシャルディスタンスそして新しい生活様式を求められる今、施設の対応も変わってきました。感染対策のため、職員は出勤前検温を実施、面会は窓越し面会に変わり、イベントも全て中止となりました。始めの頃はとても違和感があり「ここまでやらなくても・・」という気持ちもありながらコロナ対策を実施していました。しかし、現在では、職員自身が体調管理をしっかり行うことで、以前より風邪等の感染予防ができています。また、面会制限をカバーするため、入居者様の様子を電話やユニット通信で、こまめにお伝えしようと奮闘しています。私たちにも戸惑いや不安がありますが、それに負けずしっかり前を向いて、進んでいこうとの決意で努力をしています。また、毎年恒例の施設全体の夏祭は中止になりましたが、ユニット内での夏祭りを楽しんだり、3密を避けた状態で、勉強会や会議をしたりなど、日々変化に応じた工夫をしながら我が施設を楽しんでいます。コロナ対応への課題は山積みですが、職員みんなでアイデアを出し合いながら新しい生活スタイルを築き上げて行きたいと考えています。