ユニットケアの魅力(運営)「従来型とユニットケア両方を経験して思うこと」(特別養護老人ホーム和里(にこり)梶本 卓児)

2020年10月1日 更新

著者施設ケアマネジャー 梶本 卓児   (社会福祉法人太樹会 特別養護老人ホーム和里(にこり))

私は以前、従来型の特別養護老人ホームに11年間勤めていました。その時は目の前のことに一生懸命で、大変なことも多々ありましたが、生活者様の笑顔や、周りの方々に支えられながらやりがいをもって仕事をしていました。その後あることがきっかけで転職を考えたときに、就職説明会で聞いたユニットケアに興味を持ち、和里(にこり)に入職することとなりました。

約30名の生活者様を複数職員で支援していたことに比べ、10名の生活者様をユニットで支援することには、最初は、大変戸惑いました。時間の流れがゆっくりで,支援の時間に追われていた当時を考えると,次に何をしたらよいか・・と不安を覚えた記憶があります.しかし、先輩方の指導や、ユニットリーダー研修に参加させていただいて、生活者様一人ひとりが今までの暮らしを施設に移ったとしても継続できること、それがいかに大切かを知ることができました。また、生活者様のかかわり、思いを大切にすることは今までもしていましたが、より一人ひとりの生活者様にかかわれるようになったのは、ユニットケアの環境も大きいと感じています。そして、生活者様の生活リズムや個性を尊重した暮らしのサポートについても、ユニットケアだからこそできることが多いと感じています。

和里(にこり)に入職し7年がたち、現在は施設ケアマネジャーとして仕事をさせていただいていますが、生活者様が今までの暮らしを和里(にこり)でも継続できるように、ケアプランの個別性や、多職種連携等、今の立場でできることをしていきたいと思っています。

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