ユニットで大切にしている事と実現するための取組(特別養護老人ホームうねめの里 村木 亮介)

2021年6月1日 更新

著者ユニットリーダー 村木 亮介   (社会福祉法人永甲会 特別養護老人ホームうねめの里)

 僕が普段ユニットで大切にしていることは、入居者の方にその人らしい暮らしをしてもらうことです。入居者にとって一番望んでいることだと思うので、施設での暮らしが出来る限りその方の希望に添えるように考えています。そのために、入居者やご家族とのコミュニケーションを大切にし、普段の会話の中から入居者がどんなことが好きでやってみたいのかを想像しながら支援しています。
 ただ、直接の介護に限らず、間接的な介護や環境美化等日々行うことが多く、なかなか時間が作れないこともあり、中には実行に移すことが出来ないことも少なくありませんでした。
 そこで、以前僕は製造業をしていたので、働く上でのムダを取り除く考え方を職員に説明しました。具体的には、入居者に直接関わる時間は大切な時間なので、間接的な介護(洗濯や後片付け、掃除など)を職員の導線や動き方を見直すことで質を落とさず効率的に行ったり、日用品等の管理を一人一人が気をつけることで、少しの時間を積み重ね、結果として大きな時間を作ることが出来るということを分かってもらいました。そこで得られた時間を入居者一人ひとりの希望を叶えることに使い、出来る限りその人らしい暮らしを実現して頂くようにしています。

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