ささやかでも楽しんでほしい(特別養護老人ホームゆめみどり 横小路 みゆき)

2021年9月1日 更新

ご入居者の生活の中で、生きるためにも生活を豊かにするためにも「食」はとても重要だと思います。コロナ禍以前は、「食」を楽しむ機会はいろいろありました。ご家族と一緒に外食や買い物に行ったり、面会にいらしたご家族とお茶を飲んだりすることは、生きる糧の一つだったと思います。しかし今は、受診時以外には外出出来なくなってしまいました。
 そんな中、ささやかな楽しみとなるようにと、移動売店を行っています。キャスター付きの机に食品や日用品などの商品を乗せて、ユニット毎に販売に行っています。自分で選んで買い物ができることが何より嬉しいと高い評価をいただいています。(と信じています。)最近では栄養士というより、売店の店員のイメージの方が定着し、「あれ、お買い物、次はいつ?」「○○はある?」などと話しかけられることも多くなりました。希望の品をリクエストされることも多く、紙に書いて渡してくれる方もいます。また、飽きないように手作りデザートやおかずを販売したり、桃やもろこしなど季節の商品を用意したりもしています。
 楽しく買い物が出来、欲しいものが手に入る店。コンビニは無理だと思いますが、過疎地などに行く移動販売車を目指しています。でも本当は、移動売店の充実より、ご入居者が自由に買い物に、外食に行ける日常が来ることを何より願っています。

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