日本人の気持ちに感謝(特別養護老人ホームらふたぁヒルズ バータルチュリューン・アナンダ)

2022年4月1日 更新

著者ケアワーカー(技能実習生) バータルチュリューン・アナンダ   (社会福祉法人堤福祉会 特別養護老人ホームらふたぁヒルズ)

私の名前はアナンダと申します。2020年11月にモンゴルから日本に来て2021年2月から、らふたぁヒルズで働き始めました。介護の仕事を始めて半年くらいで、介護の方法と入居者と話せるようになって、色々勉強を教えてもらいました。今働いているユニットで、入居者と良い関係性でお話が出来るようになりました。仕事で大変なことがあった時に、一緒に働いている職員に助けてもらいましたから、日本人は凄く親切な人たちと思いました。

これからの目標は日本語をもっと学んで入居者の気持ちがわかるようになりたいです。

24時間軸のシートでケアの見える化を!!(特別養護老人ホームしろみ 平野 綾香)

2022年4月1日 更新

著者ユニットリーダー 平野 綾香   (社会福祉法人見松会 特別養護老人ホームしろみ)

私のユニットには、衣類での摩擦や少しの圧迫で内出血ができやすい入居者の方がいました。以前から内出血ができやすい方でしたが、最近は頻回にできるようになっていました。ユニットで、内出血事故の原因や対策を考え、取り組んできましたが、内出血事故が減少することはありませんでした。ご家族への内出血事故の報告も多くなり、「同じ介助者ですか?」「介助の仕方は?」とご家族へ不安と不信感を与えてしまいました。

ユニットだけでの事故の防止に行き詰っていたこともあり、機能訓練指導員・看護職員・管理栄養士・介護支援専門員等の多職種と一緒に介助方法の見直し、皮膚の状態や栄養面など、あらゆる角度から原因・対策を考え、抱えない介助方法や、いつ内出血ができたのかを明確化するために介助に入る前、入った後に皮膚状態の観察を職員2名で行いました。栄養面では低栄養による皮膚の弱さが内出血に繋がるリスクがあるため、補助食品を提供しました。その上で職員みんなが同じケアを行うことができるよう更衣介助・排泄介助の写真を活用した24時間軸のシートを作成してみてはとアドバイスをもらい作成しました。

言葉だけではなく、写真を活用することで、ひと目でみて介助の仕方が分かるため、職員みんなが統一したケアを行うことができ内出血事故を減らすことができました。この経験を活かして入居者・ご家族が安心して楽しく暮らしていただけるよう、ユニットだけでなく多職種とも協働し「暮らしの継続」を目指していきます。

ユニットケアとの出会い(特別養護老人ホームしろみ 森 美鈴)

2022年4月1日 更新

私が介護の世界に入った当初は、先輩職員の姿を見て、介助の方法を必死に覚えたものです。しかし、先輩職員によって、介助の仕方も教え方も違う、どの介助方法が正しいのだろうと悩む毎日でした。実際に自分自身がリーダーを指導する立場に立つと、理論的根拠は曖昧のまま、主観的な思いから指導している自身に気づきました。気づきのきっかけとなったのは、ユニットリーダー研修への参加でした。経験を活かすことはもちろん大事ですが、入居者の支援を行う際に大切な視点は、「本人の意向・好みを知ること」、「根拠に基づいた支援であること」そして、「職員が統一した支援を行えること」であり、そのツールとして24時間軸のシートがあることを学びました。

多職種と協働し、24時間軸のシートを充実させていく中で、職員の育成、指導方法にバラつきがなくなり、職員の不安感も減り、統一した介助を行うことができるようになりました。そして、入居者の方々も安定した暮らしを送ることができています。また、24時間軸のシート・一覧表を活用することで業務の改善や退職者の減少にも繋がりました。

まだまだ、改善すべき点は多くありますが、今後も中間管理職として、入居者の生活の質の向上と職員の働きがいのある環境つくりを目指して、ユニットリーダーと一丸となり、ユニットケアの運営と人材育成に取り組んでいきたいと思います。

  • 実地研修施設紹介
  • 各地地域の取り組み
  • 介護施設への就職を考えている方へ 入職前に知っておきたいこと
  • 書籍・DVDについて
  • ユニットケア紹介ブログ
特集・コンテンツ
subPmark
介護保険の基礎知識
関係者様はこちらからログイン
行政関係者様
実地研修施設関係者様

当センターはプライバシーマークを取得しております

スタッフブログ 2015年 終了

ページトップへ