ユニットケアと出会って(地域密着型特別養護老人ホーム蔵の街ひまわり 新村 扶美子)

2023年1月5日 更新

私は蔵の街ひまわりに入職して6年目になります。
それ以前は従来型の特養にていわゆる「集団ケア」の介護をしていました。
私が入職した当時は施設全体でユニットリーダー実地研修施設取得に向けて取り組んでいる最中でした。「ユニットケアとは?」私はまず、そこからでした。研修会や現場での指導、一人ひとりに合わせたケアのあり方、毎日が勉強でした。
ユニットケアを知り学んでいく中でケアに対する「視点」が変わっていきました。
法人の理念でもある「地域の人々とともに 自分らしく生きる」を念頭に置きながら
自分がリーダー研修等で学んできた事を伝えていき、取り組んでいきたいと思います。
入居者に「ふつうの暮らし」が継続できるよう、日々変化する状態に応じたケアをするため、ユニット内、多職種と連携しながら柔軟な対応をしていく事が私たちの役割でもあると思います。
現在、コロナ禍、思うように家族と会えない日々が続いています。
このような状況の中で私たち職員が家族に代わりどう接していくのか…。
一人ひとりが今までと同じような暮らしを続けていけるよう、入居者の気持ちになり寄り添いながら最期まで自分らしく過ごしていただけるよう関わりあっていきたいと思います。
蔵の街ひまわりでユニットケアに出会い、学び、そして入居者、職員と出会い一緒に過ごしていける事に感謝し、これからも過ごしていきたいと思います。

馴染みの関係(地域密着型特別養護老人ホーム蔵の街ひまわり 神山 瑠美)

2023年1月5日 更新

私が、蔵の街ひまわりで働き始めて4年が経とうとしています。入職時は、仕事を覚えることに必死な毎日でした。先輩方の仕事に取り組む姿勢を見るうちに、次第に入居者一人ひとりに合わせたケア、寄り添ったケアの大切さに気付くことが出来ました。

私のユニットには、10名の入居者が暮らしています。少人数だからこそ、お一人お一人に深く関わることができ、よく知ることが出来ます。また、馴染みの関係が形成できていることも感じています。朝、出勤すると入居者が「昨日はどうも」「おはよう、今日は早番なんだね」と声を掛けてくださります。顔馴染みだからこそ、このようなコミュニケーションがとることができると思いました。
ある入居者が体調を崩し、ベッドで暮らすことが多くなりました。しばらくすると別の入居者が「〇〇さんはどうしたの?具合が悪いの」と気にかけてくださり、居室に行き、お見舞いの言葉をかけてくださることがありました。体調を崩していた入居者は、嬉しそうに涙ぐまれていました。このような出来事を通し、入居者同士も馴染みの関係が作られていることを実感しました。ユニットケアをしていて良かったなぁと感じました。

これからも入居者一人ひとりに寄り添いながら、入居者が暮らしやすい毎日となるようケアをしていきたいです。

「あんたがおったら安心や」と思ってもらえるように…(介護老人福祉施設花友にしこうじ 審 祐子)

2022年12月1日 更新

私は大学を卒業してすぐ今の施設で働き始めましたので、ユニットケアと出会って13年が経とうとしています。その間、たくさんの入居者と日々過ごしてきました。現在、副主任という立場であり、自分のユニットを持たず、施設全体を見て、足りない所に入っていく働き方をしています。
ユニットリーダーをしていた頃は、日々のケアをこなしていくのに必死ではありましたが、その中でも、朝出会ったら「おはよう。今日あんたなんか。あんたにな、聞いてほしいことがあるねん。」と話し出す入居者。帰りたいと施設の外まで出ていく人が「あんたがおるならここにおるわ。」と落ち着く入居者も。あぁ馴染みの関係ってステキやなと感じていた日々でした。
今自分の担当ユニットがない中で、70人全員の入居者と関われる楽しさや嬉しさはありますが、やはり細かい部分の情報量はユニットリーダーやユニットの職員に比べると少ないと思います。しかし、日々の記録をしっかり読み、全てのユニットへのラウンドをしっかり行うことを怠らず、どのユニットでも「あんた今日おったんか。」の会話が生まれるよう、馴染みの関係を築いていきながら、70人の入居者の心に寄り添える介護福祉士でありたいと思います。

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