「“自分のもの”にできる研修」(特別養護老人ホーム大地の丘 新井雄詞)
2017年3月15日 更新
ユニットケアを理解して実践できていると思っていた私が、リーダー研修を受けたのは今から6年前でした。
実地研修で訪れた施設の入居者の方が、思い思いに過ごしている姿を見て、私のユニットの入居者もこのように過ごして欲しいと強く感じ、自分が変わらなければいけないと思いました。「なぜできないのだろう」「どうしたらいいのだろう」という疑問を、実地研修施設の方に投げかけ、失敗談や成功例等を聞き、実際に目で見て確認することで入居者の暮らしぶりについて深く考えることができました。
リーダー研修の座学や実地では自らが主体となって思いや考えを伝えることの大切さに気付くことができます。同じ悩みを持った仲間作りもできます。疑問に思ったことは自分の目で、耳で確認することができ、それらを自分のものにしていくことができる素晴らしい研修です。
「ユニット型施設とユニットケアを理解できた研修」(介護老人保健施設ふかわ・くにくさ 米浦幸介)
2017年3月1日 更新
「ユニットリーダーとして、ユニットケアに関する正しい知識を持ってほしい」上司からの言葉が私の受講のきっかけでした。当時は「自分達の施設の中で考えていけばいいのでは」「ユニット型の施設だからユニットケアをやっている」という考え方をもっていた私でしたが、研修を受け、講師の方々の話でユニットケアの理念からケアの考え方までそんな方法や根拠があったのかと驚かされる事ばかりでした。
自施設でも、職種を問わず、全職員が「課外授業」と称してユニットケアの再勉強会を行いました。この課外授業で、これまで私のように「ユニット型の施設だからユニットケアをしている」といった、漠然としたケアから、「一人ひとりを支えていくケア」となっていきました。
この研修は私だけでなく、施設も変わるきっかけになった有意義な研修でした。日頃のケアに疑問や悩みを持っている方は解決の糸口が見つかると思います。是非、研修に参加してみて下さい。
「真剣に向き合うこと」(特別養護老人ホーム 桜の郷 元気 谷伸一郎)
2017年3月1日 更新
一般的な研修というと講義を一方的に聞くようなイメージを持つことが多いですが、ユニットリーダー研修は違います。同じ思いをもった仲間と「共に考え」「共に悩み」「共に目指したいケアを考える」参加型の興味深い研修です。
そして私の中で印象が残っている受講者の方の言葉があります。
「このリーダー研修を受けるまで実は仕事を辞めようと思っていました。でも入居者のためにこんな良いケアの方法や考え方があったことを知り、もう一度決して立派なスタッフではないけれど入居者と真剣に向き合ってみたい」と涙を流して話をしてくれました。私は今でもその言葉が忘れられませんし、私の方が毎回受講者の方の言葉に良い刺激を頂いています。このお話をされた受講者の方も日々入居者さんと真剣に向き合っているこその悩みだと思います。この研修に参加して、改めて自分達がお年寄りのためにやりたかったことを実践してみませんか?