「私が目指していた介護をプロにする1歩」(特別養護老人ホームやすらぎの里 大林しおり)

2018年2月15日 更新指導者

著者介護支援専門員  大林しおり   (社会福祉法人希望会 特別養護老人ホームやすらぎの里)

従来型施設でしか経験のなかった私にとって、ユニットケア研修は、非常に画期的で心打たれる研修でした。

介護の仕事は、短時間で効率よく業務をこなせるかが、『出来る職員』と私自身も思い込んでいたところがあります。でも、心のどこかで、なにか違う、何が違うのかもわからない、いつの間にかこの仕事は自分に向いてないとさえ思ってしまう時期もありました。

ユニットケア研修を受講して『自分がやりたかったこと』『自分が目指していたこと』が明確になりそこから見えてくる課題もたくさんありました。課題が明確になったことによりやりがいにもつながりました。

『介護をプロにする』まさにその言葉通り、自分達から変えて行かないと変わらないことを痛感しています。出来ない理由を考えるのは簡単です、でもなぜ出来ないのかを考えて、どうしたら出来るようになるのか、そのプロセスがいつの間にか楽しめるようにもなりました。

研修を一緒に受けた仲間は今でも心の支えです。

1歩ずつできることからゆっくりと・・・・

「視点を暮らしに」(特別養護老人ホーム みなみ風 安斉賢)

2018年2月15日 更新指導者

自分の家で暮らす。お気に入りのソファーでテレビを見る。庭を眺めながら好きな本や雑誌を読む。 好きな物に囲まれて過ごす事は快適です。

何らかの理由で人の手を借りて暮らさなければならなくなった時、その全てを諦めて、今までの普通だった暮らしが施設に入った途端に何もかも決められた通りにしなければならないと言うのは理不尽です。

この研修では、『暮らしの継続』と言う理念を掲げています。

私自身この研修で、今まで通りの暮らしを施設の中でいかに実現するかと言う視点を持つ事が出来ました。日々、現場で課題に直面すると目の前の問題を解決する事に終始してしまい、目的を見失う事があります。その時は、必ず『暮らしの継続』に立ち返る事にしています。そのための最善の方法は何か?と考える事で答えが見えてきます。

皆さんもこの研修を受けて入居者の暮らしに目を向けたケアに挑戦してみませんか?

「初心忘れるべからず」(特別養護老人ホームみなみ風 大橋和正)

2018年2月1日 更新指導者

「初心忘れるべからず」という言葉の本当の意味は「物事に慣れてくると慢心してしまいがちで、はじめた頃の新鮮で謙虚な気持ちを忘れてはいけない」ではなくて「初心者の頃のみっともなさを忘れるな」だと言われています。知ってました?

私が老人福祉の世界に飛び込んだのは高校三年生の時の進路相談でのやりとりで担任に「一生年寄りのおむつ交換をする覚悟があるのか」と言われて、何も分からないのに「やります」と答えたのが大きな理由で、今も覚えています。

介護福祉士の養成校を卒業し、ある特別養護老人ホームに入社することが出来ました。

時は流れ、私は今から13年前にこのユニットリーダー研修を受けました。

研修内容は衝撃的でした。まるで学問のように老人ホーム自体やケアそのものについて、施設内の組織のあり方等が明確な言葉で語られます。

本物の「入居者主体」像を見せてくれました。

自分は稚拙だ。みっともない奴だ。と気がつかせてくれました。そこからが今の私のスタートでした。

人生に遅いことはありません。皆さんも本物を体感して、初心を思い出して、新しいスタートを切りませんか?

 

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