Training facility Introduction

実地研修施設紹介

つるべ荘(石川県)

法人名 社会福祉法人 福志会松任
施設名 特別養護老人ホーム つるべ荘
施設住所 〒924-0005 石川県白山市一塚町1351番地1
TEL 076-276-2020
FAX 076-276-2335
施設管理者 施設長:島野 桂太郎
担当者 受入担当者:竹澤 しのぶ / 西田 寛光 / 中嶋 哲太
連絡先 076-276-2020
公式サイト https://fukushikai-m.com
施設情報 開設年月 平成16年10月1日
ユニットケア導入時期 平成16年10月1日
整備状況 創設
入居定員 70名
ショートステイ定員 10名
ショートユニットの形態 併設
本入居ユニット数 7ユニット
リーダー平均年齢 46.6歳 (2023年3月1日現在)
人員配置(常勤換算) 1.77:1 (2023年3月1日現在)
人員配置(医療職含) 1.58:1 (2023年3月1日現在)
平均要介護度 4.0 (2023年3月1日現在)

施設の歴史・理念・概要

【施設の歴史・概要】
市内の有志の方で、つるべ荘開設のために社会福祉法人を設立し運営を始めました。平成16年10月開設と、県内でも早い段階でユニットケアを導入しました。施設のつくりは計画当時ユニットケアの制度過渡期であったため、ユニットケア施設が一般化したころに整備された施設に比べると暮らしの場というよりも介護を受ける施設という印象の強いところのあるしつらえでありました。平成29年から「利用者主体」と「職員が一体的を醸成」のための取組を施設全体で模索していた中で、本当の「ユニットケア」をやっていこうという機運が高まり、実習施設を目指すことにしました。その中でユニットや施設全体を本人の暮らしの場となるように玄関の設置などの改装をしました。
【施設の理念】
「みんなの幸せ みんなで創る つるべ荘 ~感謝 やさしさ あたたかさ を大切に~」(令和2年10月28日制定)
職員が同じ方向を向くために、2カ年度をかけて施設全体で理念の見直しをしました。職員で「つるべ荘がどんな場であってほしいか」「私たちがなぜこの仕事をするのか」「つるべ荘は何をもとめられているのか」「私たちが日々働く中で大切にしたいこと」などを皆で考え話し合いをもちこの新しい理念が生まれました。

ユニットケアへの想い

開設から15年近く個別ケア、利用者主体を心がけ様々なケア手法導入の試行錯誤はしましたが、過去の経験や職員間の温度差の解消を脱却できず、いつも自然消滅に終わっていました。ユニット炊飯、入浴の個別対応などの取組も行っていた時期もありましたが、これも重度化や忙しい、手が回らない、事故防止を理由にやめてしまい、全室個室だけが特徴の職員都合優先、流れ作業をやっているユニット型施設になっていました。私たちは推進センターの研修を通じ、もう一度本当のユニットケアをやっていこうと決めました。入居者の「暮らしの継続」の支援を学び、入居者に向き合い「24時間暮らしの支援シートの作成」、暮らしの場づくりとしてのユニット内の設えの整備、居室の家具の持ち込み、ユニットでの炊飯・配膳、朝の食事時間の見直しなどの取組を進めてきました。この研修での学びを実践していくなかで、入居者が変わりました。入居者が何をしたい、何が食べたい…と自分の暮らしを施設に求めるようになりました。入居者同士の関係性が生まれてユニットが1つの家族のように見えることもしばしばです。自分の居場所がある、自分のしたいことも(前とは少し違うけど)できる。そうすると重度化しても、生命力はしぼまないことを目の当たりにしました。本当のユニットケアを進めていくことで入居者の表情が変わり、生き生きと元気になりました。このように入居者の様子をみて、入居者の自律を支えるユニットケアのすばらしさ、介護の仕事の楽しさややりがいにであうことができました。施設理念の「みんなの幸せ みんなで創る」が生きたものになった第一歩だと思っています。これからも入居者の望む暮らしの実現の取り組みを日々のケアに活かしていくことで、施設理念の具現化することを通じて、地域や皆さんに必要とされ、愛される施設になれるよう尽力していく所存です。