ユニットケアの手法を広める啓発活動を行う
2014年5月20日 更新
社会福祉法人弘仁会 特別養護老人ホーム 美里ヒルズ
施設長 世古口正臣さん
昨年度は、「排泄のケア」をブロック共通テーマに、リハビリパンツやおむつの使用をやめて、布パンツと尿取パットに切り替える取り組みを行った結果、「入居者の股関節の可動域が広がって座位が安定した」、「入居者が車イスの自走を楽にできるようになった」など、おむつ代の低下などのコスト削減だけでなく、入居者の生活面に良い効果が出てきました。
引き続き「排泄のケア」にも取り組みますが、今年度は地域に対しての啓発活動の一環として、各都道府県の介護福祉士養成学校との連携を深めるためのきっかけ作りを行っていきます。これは、ユニットケアの手法を広く知っていただくため、養成学校の授業でお話する機会を設けてもらうなどの働きかけを皆で行っていこうという取り組みです。