実施報告

2012年12月4日(火)に、「ユニットケア経営セミナー -利用者とスタッフと経営者が「笑顔」になれる秘訣があります-」を開催いたしました。
今回のセミナーでは、まず当センター長である秋葉 都子より、「ユニットケアは施設経営を改善できる」と題した講演をさせていただきました。次に社会福祉法人 成祥福祉会 高齢者福祉施設 岩崎あいの郷 施設長 日比野 浩之様より、「現場に笑顔が増え、収支も改善」と題した事例報告をしていただきました。
またセミナーに関連した内容で、企業による、24Hシートをより手軽に使用できるソフトのデモンストレーションや、カナダの木材を使用したツーバイフォー工法のご紹介、介護用食品の展示が行われました。

研修後のアンケートに寄せられた感想

  • 前半でユニットケアについての理論の確認、後半で実質的な数字による運営の確認ができて、充実していた。
  • 改めて考えさせられることが多く、勉強になった。
  • 個別ケアの重要性が改めて分かった、24Hシートを活用していきたい。
  • 個別対応の徹底がムダの削減に繋がることは参考になった。
  • 生き残っていくために、ユニットケアに移行していく必要性を改めて感じた。
  • 家族会を発足し、生活支援に巻き込んで一緒に活動していくことがすごく参考になった。

今回いただいたご意見をもとに、より良い研修を開催していきたいと思います。
多くのご参加、誠にありがとうございました。

これまで高齢者介護施設でユニットケアを導入するための人材養成に取り組んできました一般社団法人日本ユニットケア推進センターでは、初めての試みとして、介護施設の経営者や管理者等を対象に「ユニットケアの経営的な意味合い」を説明するセミナーを開催することとしました。

介護施設経営者のなかには、「ユニットケアは手間がかかるわりに、介護現場でトラブルが起きやすく、スタッフに不評、経営的にも厳しく、いいことが何もない」などと誤解している方もいます。しかし、ユニットケア本来の考え方とその技術を正確に理解して運営すれば、収支は確実に改善します。それだけでなく、施設を利用する高齢者や施設スタッフの笑顔も増え、みんなが「幸せ」になれます。みんなが笑顔になれる「嘘のような本当の話」をぜひ聞いていただきたいと考えています。

主催 一般社団法人日本ユニットケア推進センター
協賛 (株)法研
開催日 2012年12月4日(火) 13:00~17:00 (開場12:00~)
会場 (株)法研 本社ビル8階ホール(〒104-8104 東京都中央区銀座1-10-1)
対象者 介護事業経営者・管理者、介護スタッフ 等
参加費 1名 10,000円(テキスト代、消費税を含む)

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