平成24年度 宮城県ユニットケア研修

2013年1月2日 更新

24日に宮城県庁主催「平成24年度宮城県ユニットケア研修」に行ってきました。

今回は、県内各地から約88名の方が参加をしてくれました。

研修の内容は

①「ユニットケアの理念と意義」

②「24Hシートの作成・活用方法」

③「個別ケアの具体的方法」

の3構成で行いました。

進め方は、基本的な考え方やポイントをお伝えした後、それに対する疑問や悩みを参加者同士(1:1)で意見交換をしたり、グループワークを実施しました。

みなさんが積極的に参加をしてくれたので、グループワークの時間が足りないと思った方も多かったと思います。機会がありましたら、今度は意見交換だけでなく、議論ができるような研修にしたいと思いました。

 

研修終了後、この参加者の1人 特別養護老人ホーム若藤園で生活相談員をしている齊藤拓さんがあいさつに来てくれました。その時の感想をご紹介します。

「自分の施設は従来型です。でも、今回の話を聞いて、原点に戻った気がしたんです。それは、先輩たちに教えられていたことだったからです。今はいない先輩も多いですが、あの頃、職員1人1人が笑い楽しかったことを思い出します。年々、入居者の重度化が進み、思うようにケアができず、さまざまな理由から動けなくなっていたところがあります。

ケアだけでなく、新人職員にもこうした研修ができていませんでした。

でも、ユニットケアという手法の活用方法が少しわかった気がします。1つずつ地道にやっていこうと思います。

また、グループワークでは、施設種別に関係なくそれぞれの話を聞けてよかったです。」

 

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