第14回ユニットリーダー研修IN札幌
2013年7月25日 更新
24日(水)より、札幌でのリーダー研修を開催しています★
初日、2日目の講義を終え、受講者の皆さんからは前向きな感想が聞かれています^^
『自分自身、今まで上司に言われるままに、ただ何となくユニットリーダーをしていたことに気づかされた。自分次第でユニットを良くも悪くも左右する、大事な役割と責任を担っているということがよく分かった。施設に帰ってからは、リーダーとしての知識や能力を向上できるように取り組んでいきたい』
『研修を受けて一番心に残ったことは、今までいかに職員都合でのケアをしてきたかという一言に尽きる。
入居者のことなどお構いなしに、ただ忙しいというばかりでバタバタしていた。入居者への気遣いではなく、職員に仕事が遅いと思われたくない、あるいは自分はこの時間内でこんなに仕事を片付けることができたという自己満足に浸り、とんかく事故なく終わればそれでいいということで1日を終えるのが当たり前。
日々の業務に追われる忙しいなかでも、自分は入居者に優しい声がけをしているし、コミュニケーションもとっている方だと思っていたため、これまでの自分のケアを悪いと思ったことはなかった。
しかし、自分にとっての職場は、入居者にとっては暮らしをする場であるということを全く理解できていなかったのだと痛感し、恥ずかしく思った。
入居者自身、家族にとって、居心地の良いと思っていただける施設を目指して、また新たに頑張っていきます!』
ユニットリーダーとしての責任、また施設という暮らしの場で働く職員としての意識を新たに持ち、前向きに取り組んでいこうという感想が聞かれ、とても嬉しく感じます@^^@
第2回ユニットケア施設管理者研修が開催されました
2013年7月25日 更新
全国から60名の受講者の皆様にご参加いただき、グループワークを中心に研修が行われました。
1日目、この研修を受講した理由を受講者の皆さんに書き出していただいたところ、
♦ 上司や行政の指示
♦ 管理者としてユニットケアを学びたかった
♦ 課題を解決するため と、きっかけはそれぞれでした。
2日目、1日目を終えての感想を書き出していただいたところ
♦ 相談できる人ができた
♦ おもしろい、やるぞー
♦ やることがいっぱい。これからが大変だ!!
♦ 人材育成がポイント と、皆さんの熱い思い!!!がビシビシと伝わってくるではありませんか。
そんな中で、グループワークでは、「法人と施設の理念はわかりますか?」等の質問に対し、白熱した意見交換がされました。
また、実地研修施設の至誠キートスホーム栗原園長、望星荘の松浦施設長を講師にお迎えし、施設管理、運営についてお話しいただきました。
受講者の皆さんからは多くの質問があり、具体的事例や取り組んでいらしゃることなどを交えながらお話をいただきました。
「社会福祉法人」をみた
2013年7月23日 更新
先日、ある施設にお邪魔した。
理事長より、自法人のことについて、初めにこの様な言葉を頂いた。
「地域の人に、この施設に入居させてもどうどうと入居させたと言ってもらえるような施設にする」
「職員が当施設で働いていると、どうどうと話せる施設にする」
その為に、いろいろ取り組みをしてきた。
ひとつとして、文化の継承。
昔は捕鯨をしていた。今はその気配すら感じない地域である。だから、法人のシンボルマークは「クジラ」をモチーフにしている。
また、施設の一角に、クジラの置物、写真、・・・100や200はあるだろうという位のグッズをよくもこんなに集めたものだと思う位の「くじら室」をつくってしまっている。丁度、この部屋の先には海が広がっているだろうと想像できる空間に。
次は、廊下を地域の昔の街のストリートにしている。写真のように廊下にその当時の街の光景を描いている。大胆な取り組みである。そして、その当時の音楽が流れており、タイムスリップする場だ。
従来型の施設も、個室やリビングをつくり、壁紙やドアの色に手を入れ、長い廊下に玄関をつくり、住まいにしている。また、野草も入れた生け花がここかしこに活けられていた。
「地域で愛される施設」を、社会福祉法人の使命を見させていただいた。
秋葉