第23回 ユニットリーダー研修 2日目

2013年1月22日 更新

今回、ユニットリーダー研修実地研修受入施設の特別養護老人ホームちょうふ花園から、栄養士さん(藤村 麻衣さん)が研修に参加して下さいました。

 

介護職の皆さんとのディスカッションを通し、改めて高齢者施設における栄養士の役割やあり方を考えさせられるものがあったそうです。

皆さんにも是非お伝えしたくコメントを掲載します^▽^!

 

Q:今回の研修に参加して、率直にどのような感想を持ちましたか?

A:「グループワークを通じ、他施設の話を聞くと、栄養士が入居者のご飯のグラム数まで測るなど、管理しすぎている現状が多くあることがわかりました。

高齢者施設は、治療の場ではなく、あくまでも暮らしの場であることを考えれば、栄養士は、数値的な縛りでみていくことよりも、入居者のことをより詳しく知る介護職との連携のなかで情報を共有し、最後までおいしく食事をしてもらうためにどのようなサポートをしたら良いのかを考える必要があるのではないかと思いました。

また、厨房との連携についてのお話では、直営の場合と業者委託とがあり、業者委託の場合、現場の声が届きにくいということを聞きました。これは直営か委託かの問題ではなく、組織としてどのような食事の提供をしていきたいのかを明確にし、その中で、どのような仕組みを作っていくのかが大事だと思いました。

栄養士は、厨房にこもりきりになりがちなのが現状ですが、もっと高齢者の理解や介護の視点を学ぶ上でも、積極的に外へ出て勉強をしていくことが大事だと感じました。」

 

藤村さん

社会福祉法人 桐仁会
特別養護老人ホーム ちょうふ花園
栄養士 藤村 麻衣さん              (入職1年10ヶ月)

 

浅原★

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