第27回 ユニットリーダー研修 福岡 1日目

2013年2月19日 更新

リーダー研修初日の2コマ目のカリキュラムは、「ユニットケア導入の過程」です。
実地研修先の管理者と介護の責任者に「なぜ、ユニットケアを導入したか?導入しているうちにどんな課題が発生しどう解決していったかの経時的変化、効果は何か・・・」等の具体的な話しをしていただきます。

受講生の感想をいくつか紹介します。
「私たちは、いろいろな理由で最初からあきらめてしまっている感がある。それでは何も変わらないので、まずは自分がぶれないようにしようと思う」
「既存の施設を改築して、ユニットケアを進めるには、職員の意識をかえるのが大変だと思った。自分の施設の事もこうやって発表できるようにしたい」
「反対があっても、まずはやってみるという前向きな姿勢に感動しました」

管理者、介護の責任者共に、最後のスライドは、今では、遠くから私たちを見守ってくれているだろう1枚の職員の写真でした。
「反対があっても、まずはやってみようよと声高に皆を引っ張ってくれました。」
「ご飯を始めて炊いた時、そのお釜を持って、入居者に{みてみて、ご飯のいい匂いがするでしょ}と、まわっていました」

 彼女は、施設でも、また、私達のユニットケアを推進していく指導者の仲間でもありました。いつも、「どうしたらうまくいくか」その話をわいわいしていた仲間でした。
「継承」・・・彼女の残してくれた事、彼女が大事にしていた事・・・を誓いました。
ご冥福をお祈りいたします。ありがとうございました。

秋葉

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