取材

2013年4月15日 更新

4月23日指導者勉強会、24日実地研修施設連絡会にHP掲載記事のための取材が入ることが決まりました。
活動の様子を少しずつ、広く多くの人に伝えていけたらいいなと思います。
実地研修施設のみなさま、ご協力をよろしくお願い致します★

各種委員会活動開始

2013年4月12日 更新

4月12日 平成25年度ユニットリーダー研修実地研修施設選定委員会、午後に平成25年度ユニットケア研修運営委員会を開催いたしました。選定委員会では、東北工業大学 教授の石井 敏先生を委員長にお迎えし、実地研修施設の理事長、施設長の皆様をはじめ、外部有識者の方にご出席いただき、平成24年度の取り組みと今年度のユニットリーダー研修実地研修施設選定委員会の基本方針について議論されました。運営委員会では、実地研修施設の各地区の理事長・施設長の皆様、指導者の代表の皆様、都道府県の職員の方等にご出席いただき、平成24年度のユニットケア管理者研修・ユニットリーダー研修の報告と課題について議論されました。今年度は、これまでの運営委員会の体制から、小委員会を5つ設け、実地研修施設の皆様のご意見やご指導いただいた内容を反映できるような仕組みにいたしました。活動内容の詳細は4月24日に開催いたします連絡会にてご報告いたします。

日本最北の地のユニットケア

2013年4月9日 更新

日本の最北端、稚内に当方の実習先、稚内緑風苑があります。
先日、研修でお邪魔をさせていただきましが、東京の葉桜に対し、まだ一面雪の塊に、「日本は長い」を実感させられました。
雪の話といえば、記憶に新しい北海道のあの大吹雪があります。先が見える見えないなんて流暢な話ではなく、まさに目の前が真っ白になるそうです。通勤の車は途中で断念、やはり歩いて施設に向かったそうです。その時、介護の責任者に届いたメール・電話の数はなんと120通。どんな状況であったか、推して知るべしです。それでも施設を守る、介護、看護、事務、厨房、掃除の人・・・、と皆で協力体制を敷いた、「自分の家庭もあるのに・・・」施設はやはりすばらしいですね。
今年の除雪費は昨年の倍。800万円(法人全体)かかったそうです。この経費は水になり消えてしまいます。これを人件費に回せたら、○人、入れられるのに・・・。
こんな厳しい条件の中でも最北端から固定配置でユニットケアを実践しています。

ある職員が独り言のように、「こんなに厳しい状況でも常務は職員全員の昇給をしてくれた。」と感謝の気持ちを話していました。この気持ちは、吹雪の一致団結になり、入居者にも届いている、その事が見えました。

今回の研修は、ご家族の参加がありました。平日の9時からの研修にもかかわらず、入居定員の約3割の参加で、講師としてはうれしさと共にプレッシャーもありました。職員研修も兼ねた研修でしたので、ユニットケアの4つのポイントや24Hシートの話しもある中、一生懸命メモを取ってくださっている姿に感激しました。
研修の感想として「暮らしを継続していただく事も、質を大事にしてほしい。」を頂きました。24Hシートの話を理解されての感想と受け取りました。
施設長としては、「家族に一緒に学んでいただくことで、職員にこれが出来ていないと言ってもらえる」とニッコリほほ笑んでいました。

周りは海で、利尻昆布や魚介類で有名な所です。漁師場の地域では、漁師さんからバケツ一杯の魚介類を頂き、買うことがないそうです。
「そんなに配ったら出荷出来ないのでは・・・?」。下世話な質問をしました。
「漁師でも、ホタテを採る人、カニを採る人、それぞれ仕事が違う。お互いさまで分け合う、食べるものはそこで賄える、だから一定量だけ出荷すればいいのですよ。」
まさに、「あったかい」一言です。

日本の最北端で、それは寒いかもしれませんが、日本一あったかい気持ちに触れる場です。皆さん、稚内に研修に行ってください。お勧めします。
魚介類と稚内牛が抜群ですから。

秋葉

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