第25回 ユニットリーダー研修 2日目

2013年2月14日 更新

私は、京都市本能と高秀苑に実地研修へ行かれる受講者の部屋で、受講生のみなさんと一緒に勉強をさせて頂きました。

講義は、特別養護老人ホーム 高秀苑の山下総理さんがコーディネーター、きのこ老人保健施設の中村剛志さんが講師として事例に基づくお話を提供して頂きました。

「受講者の課題や悩みが、一つでも解決出来たら・・・」と、ユニットケアの理論・考え方だけでなく、自らが経験されてきた話や実践のポイントは、具体的でわかりやすいお話しでした。お二方とも、関西の方だからでしょうか…話術に長けていて、時折笑いもあり、和気あいあいとした雰囲気でした。

 

さて、今回は、そんな研修を支える指導者の方々の活動裏話をご紹介します。(^0^)/

ユニットリーダー研修では、2日目・3日目の講義研修終了後、受講者が退室された教室では、講師陣の講義研修の振り返りを実施しています。

・講義の進め方(進行上留意した点、内容の解釈、他指導者の工夫の共有等)

・時間配分(各セクション毎の所要時間、休憩のタイミング等)

・質問について(どのような質問があり、どのように答えたのか、他の居室の情報共有等)・

・翌日・次回に活かすための確認 等

「この伝え方は、受講者が理解しやすかった・・・」「休憩時間が・・・」「この質問にはこのように答えましたが、他に事例や伝え方はありますか?・・・」と、講義を振り返り、他の講師と意見交換します。

 

「人に伝えるには、自らを振り返り、自己研鑽し、十分な準備をする」常にこうした姿勢で活動に真剣に取り組んで頂いている指導者のおかげで、この研修は成り立っています(^^)

コーディネーター・講師の皆さん

 

野呂

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