ユニットリーダー研修@札幌 終了

2013年11月14日 更新

第24回ユニットリーダー研修が終了しました。

 今回、遠くは沖縄・福岡県から参加して頂いた方もいる中、歓迎(?)の雪が舞い降る研修スタートとなりました(^-^)

参加の動機はさまざまで、何の説明もないまま来た方、ユニットケアの実践に肯定的ではない気持ちで来た方、自らの意思で施設長に参加の意向を伝え来た方・・・。

 

でも、会場にいるみんなが、“もっと良いケアをしたい”、“高齢者の暮らしの継続を”という気持ちに変わりはなく、時間を追うごとに気持ちの変化が現れていました。

振返りの中には、

○「自分の施設の話をするのが恥ずかしく、また、恥ずかしいと思う時点で入居者に対し良いケアが出来ていないことなので悲しくなった。でも、チャンスをもらったので、入居者の暮らしの継続ができるよう自分が先頭にたち頑張っていこうと思った。」
○「全ユニットに呼びかけないといけないと思った」
○「職員の顔色を伺いながらの介護はダメだと思った」
○「いつも、自分の発言は間違ってないか?恥をかいてしまわないか?と周りの目を気にしてしまう自分に向き合います」
○「3:1でケアをしている現状は情報量も多く入居者から「あなたたちは大変ね」と、何気なく言われるが、何か言いたかったのかも・・・と深く感じます。ユニットケアの実践に向け、情報交換をする中でイメージが膨らみ、この場に参加させて頂いた感謝の気持ちとユニット型で早くやってみたい気持ちが強いです。入居者の暮らしの継続をサポートする気持ちや行動がブレないよう、ユニットリーダーとして大切にし、職員に伝えていきます。」

○「3:1でケアをしている現状は情報量も多く、入居者から「あなたたちは大変ね」と、何気なく言われるが、何か言いたかったのかも・・・と深く感じます。ユニットケアの実践に向け、情報交換をする中でイメージが膨らみ、この場に参加させて頂いた感謝の気持ちとユニット型で早くやってみたい気持ちが強いです。“入居者の暮らしの継続をサポートする”この気持ちや行動がブレないよう、ユニットリーダーとしてこの考えを大切にし、職員に伝えていきます。」

と、自分自身・自施設を振返り、その気持ちを書いてくれた方もいました。

 

研修最終日には、

○「こういう風に、お互いに疑問や悩みを言える場が欲しかった。帰ったら、自分の考えを整理し施設長の考えを聞き、疑問をぶつけていきたい。そして、もっと前向きに取り組んでいきたい。」

○「研修期間中、グループワームも積極的に参加できなかった。いろんな理由で気持ちの整理がつけられずにいた。みんなに申し訳なかった・・・。」など、3日間を通した感想が。

 

きっと、それを口にするまで苦しかっただろうなぁ・・・もっと早く気づいてあげられたら・・・そう思わざるを得ない瞬間でした。でも、最後の時間ではありましたが、気持ちを知ることが出来て良かったかなと思います。実地研修受入施設の方もその言葉を受け止め、“実習研修期間中にもっと話を聞いてあげられたら”と、すでに体制を考えてくれていました。

是非、相談をしてくれたらと思います。

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