ユニットケア研修受講者の声&指導者の抱負(6月)

受講者の声
ユニットケア施設管理者研修を受けての感想

6月4日(水)~6日(金)に開催し、59名が参加されました。
ユニットケア施設管理者研修は、毎月、東京で開催します。
東京で開催する理由は、
「伝道師は、①知識がある
「伝道師は、②情報を多く持っている
「伝道師は、③話すのではなく語ることができる」
全国各地の管理者と情報交換を行っていただきたいからです。
この研修に参加いただいた管理者の方から、「研修の内容がおもしろい、多くの人におススメしたい!」とお話しを伺いましたので、ご紹介します。

高齢者福祉施設 小川の里 施設長 加藤 輝海

加藤輝海

現在、従来型特別養護老人ホームをはじめ、併設する8事業所の居宅サービスを管理しています。
ユニット型特別養護老人ホームを管理する同僚施設長の苦悩する姿を見ているなか、当研修には大きな期待を寄せていました。
施設の間取り・設備及び備品の選定といったハード面からソフト面、そして経営試算まで、研修内容はユニットケア施設の開設ノウハウが詰まった内容で期待通りのものでした。
また、ユニット型施設において真剣にユニットケアをしなければならないことを、改めて考えさせられた研修でもありました。
従来型施設でも取り組める面も多々あり、ユニット型施設を開設する方ではなくてもお勧めの研修です。

受講者の声
ユニットリーダー研修の感想「24Hシートに興味をもちました」

特別養護老人ホーム菖蒲荘 ユニットリーダー 高島 学

高島 学

私は、今、従来型特養(50名、ショート8名)で働いていて、24Hシートという言葉をはじめて聞きました。従来型(40名)も同時にオープンするので、こちらの施設でも、ぜひとも、取り組んでやっていきたいです。はじめは戸惑いがあるかもしれないが、メリットとかが分かってもらえれば、やってもらえるのではないかと思います。今まで、一斉一律の介護をして、忙しく、流れのなかでやってきたので、その人ひとりひとりの違いをみていきたいです。
実習施設で、より深く勉強したいと思います。どうぞ、よろしくお願いします。

受講者の声
ユニットリーダー研修の感想「環境の大切さを実感!」

特別養護老人ホームサルビア 介護支援専門員 内川 ゆかり

内川ゆかり

特別養護老人ホーム真寿園で実地研修を行っています。座学で、建物や設え、環境の大切さを学びました。その大切さを、実地研修で実感しています。入居者の作品をただ並べるだけではなく、いかに飾るかが重要であることがわかりました。
パブリックスペースには、さをり織りの機械があり、入居者が手足を動かし織っている姿に感心し、子どもが普通に勉強していたりして、地域に根差した場所があることがうらやましく、その環境が大切であることがわかりました。自分の施設でも取り組みたい、と思いました。

指導者としての抱負

社会福祉法人プレマ会 特別養護老人ホームみなみ風 ユニットリーダー 半澤 幸晴

半澤幸晴

自分がユニットリーダー研修を受講したのが平成17年後期、指導者としては、平成18年後期に研修を受講しました。この場に立つと、記憶が蘇ります。指導者としては、半期ぶりでしたので、緊張しましたが、ここに戻ってくると新たな気持ちでやろうと、身が引き締まる思いです。
今年の新たな取り組みとして、事前課題を研修に活用しました。受講者は、課題を具体的に取り組むにはどうしたらいいのか、自らの施設の取り組みが、出来ているのかそうでないのか、把握できたのではないかと思います。受講者にとって、より理解できる研修になったのではないかと思います。
座学は3日間で終了ですが、指導者として実地研修受入施設としてこれからも一緒にユニットケアを推進していきたいと思います。

社会福祉法人駿河会 特別養護老人ホーム晃の園 ユニットリーダー 原田 幸恵

原田幸恵

グループワークの中で、受講者から「24Hシートを活用している、24Hシートを更新し、日々のケアの中で役立っています」等という言葉が聞かれると、嬉しい!と感じます。
指導者としての課題は、グループワークで出た質問に対し、どう答えていくかということです。受講者の言葉をひろいあげて、ハンドブックのどこを使って理論的かつ具体的に答えていくか、受講者の悩みや葛藤によりそいながら、どうやって答えていくか、自分の頭の中で組み立てて、ポイントを絞って伝えていけるような指導者になりたいと思っています。

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