咀嚼・嚥下レベルに適したアセスメント・冷結含浸調理技術研修会

2013年2月11日 更新

今日は、「咀嚼・嚥下レベルに適したアセスメント・冷結含浸調理技術研修会」に参加してきました★
会場は、東小金井駅前にある 日本歯科大学 口腔リハビリテーション多摩クリニックです。

2012年10月に開院したばかりの新しく、とってもきれいなクリニックでした^▽^☆ミ

研修では2つの講義を受けさせていただきました。

1つ目は、
『咀嚼・嚥下機能レベルに適したアセスメント』 
講師:日本歯科大学 口腔リハビリテーション多摩クリニック 院長 菊谷 武先生

嚥下機能、誤嚥性肺炎のメカニズムなどについて、VFの映像を交えながら、とてもわかりやすくお話して下さいました。
摂食・嚥下機能を疑う症状のところでは、高齢者の痰がらみと思っていたのが、実は湿性嗄声(唾液が飲み込めず、ノドに溜まった状態)である可能性もあることや、「むせがない=誤嚥していない」と安易な判断をしてはいけないということなど、いかに確実な情報、根拠を持ったアセスメントをするかが大切だということを学びました。

2つ目、
『真空・凍結含浸法研修』
講師:特別養護老人ホーム 松寿園 管理栄養士 梅垣 佳津枝 先生

凍結含浸専用調味料を用いた新しい介護食について、講義と実技を通して知ることができました。また、費用対効果や発注・調理のシステム化の必要性など、実践につなぐQAも聞くことができました。
実際に試食をさせていただきましたが、見た目はそのままなのに、本当に柔らかい!!噛まずに完食できました!そしておいしい^^!

*凍結含浸法とは、広島県立総合技術研究所食品工業技術センターが開発し、広島県が保有する特許技術で、植物の中に他の物質を急速にしみ込ませる技術です。

お二人のお話を伺い、改めてケアの奥深さを感じさせられるとともに、専門職としてのあり方を考えさせられました。とても良い学びをすることができた時間でした。

また、お二人の先生ともに、とても熱意があり、明るく気さくでステキな方々でした^▽^☆
貴重なお話、どうもありがとうございました^▽^!!

最後にツーショット♪

(左)社会福祉法人 青葉福祉会
特別養護老人ホーム 松寿園
管理栄養士 梅垣 佳津枝先生
(右)日本歯科大学
口腔リハビリテーション多摩クリニック
院長 菊谷 武先生

浅原(*^_^*)

第9回 ユニットケア管理者研修 2日目

2013年2月8日 更新

昨日の雪解け水も凍らなかったので、転ぶ事無く無事に会場に到着しました(^^)

本日は、ユニットケアを実践している施設の施設長を講師として御招きして、講義を頂きました。

一人目は
社会福祉法人 翔陽会
特別養護老人ホーム 清明庵 山口 匡彦 施設長

山口施設長には、「ユニットケア導入の経過」と題し、理念を徹底し、ハード・サービスへ繋げていった事や、開設一年目に安全第一から始めたケアがユニットケアの定着に至るまでの課題と取り組みについて、お話を頂きました。

二人目は
社会福祉法人 鶴岡市社会福祉協議会
特別養護老人ホーム おおやま 本間 友也 施設長

本間施設長には、「ユニットケア施設における体制の整備及び運営」と題し、どのような施設を目指すかの考えの基、理念を多くの職員が関わり作成した事や、職員育成等についてお話を頂きました。

受講者の皆さんは、同じ施設長の話という事もあり、興味深く聞かれており、休憩時間の際にも、質問・相談をされていました。
その後の講義は、グループワークと質疑応答の時間があり、やはり施設運営・経営や福祉用具についての質問が多く上がりました。『人件費率は・・・』『手当ては・・・』『モジュラーの車椅子は…』等々

施設長として、入居者・職員・施設運営について悩み、ユニットケアについて学ばれている姿を拝見すると、現場の職員も負けてられないなと感じました(^^)


施設長のツーショット

野呂

第9回 ユニットケア管理者研修 1日目

2013年2月6日 更新

今日、東京では、朝から昼かけてみぞれ混じりの雪が降り、悪天候のなかでの管理者研修開催となりました。

そのため、会場にずぶ濡れでいらっしゃった方もいましたが、皆さん何とか会場まで足を運んで下さいました(>-<).

ちなみに私は青森県民なので、雪は大好きです^▽^(笑)

 

初日は、「高齢者の生活とその環境」についての講義があります。

今回は、日本社会事業大学 専門職大学院 ビジネスマネジメントコース 准教授 井上 由起子先生にご講義頂きました。

 

内容は、◎ ハードの2つのレベル ◎ 器としてのハード次のハード ◎ 住まいとしてのハード の3つの考え方から、利用者の暮らしがハードとソフトの両面から成立していることを、グループワークを通じて具体的に学ぶもので、受講者の皆さんは、各自の施設現況をお互いに話し合いながら真剣に参加していました。

また、皆さんから出される疑問・質問に、先生の専門的な視点からさまざまなアドバイスがあり、今後の施設運営に活かすヒントが得られたのではないかと思います。

私も、改めて、建物、環境が人に与える影響は本当に大きいんだな・・・と考えさせられる講義でした。

 

研修は7、8日とまだまだ講義が続きますが、皆さん宜しくお願いいたします^U^ゞ

写真

日本社会事業大学
専門職大学院              ビジネスマネジメントコース
准教授 井上 由起子先生

 

★浅原★

ページトップへ