大阪市 ミネルヴァあべの
法人名 | 社会福祉法人 日本ヘレンケラー財団 | |
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施設名 | 特別養護老人ホーム ミネルヴァあべの | |
施設住所 | 大阪市阿倍野区昭和町3丁目4番27号 | |
TEL | 06-6629-1110 | |
FAX | 06-6629-2221 | |
施設管理者 | 施設長:濵原 賢次 | |
担当者 | 受入担当者:春日 裕太郎 | |
連絡先 | 06-6629-1110 | |
HP | https://helenkeller.jp/ | |
施設情報 | 開設年月 | 平成29年4月1日 |
ユニットケア導入時期 | 平成29年4月1日 | |
整備状況 | 創設 | |
入居定員 | 70名 | |
ショートステイ定員 | 10名 | |
ショートユニットの形態 | 併設 | |
本入居ユニット数 | 7ユニット | |
ショートユニット数 | 1ユニット | |
ユニットリーダーの平均年齢 | 31.3歳 | |
人員配置(常勤換算) | 1.68:1 (2024年4月1日現在) | |
人員配置 (常勤換算/医療職含め) |
1.55:1 (2024年4月1日現在) | |
平均要介護度 | 4.2(2024年3月現在) |
施設の歴史・理念・概要など
法人理念利用者本位の視点に立って「人間としての尊厳」「自己決定の尊重」「社会の一員としての自覚」
「生きがい働きがいの持てる生活」を柱とした支援を心がけます
施設理念「生活に”楽しみ”と”喜び”を、人生に”生きがい”と”輝き”を」
『ミネルヴァあべの』が目指すのは、私達自身や大切な人にも、ここで暮らしたいと思えるような”家“を創ることです。そのコンセプトを達成するため、ご入居者お一人おひとりの想いや気持ちに寄り添い、その人らしい暮らしの実現に向け、日々取り組んでいます。そのため「認められる喜び」「出会える喜び」「できる喜び」「貢献する喜び」「必要とされる喜び」という「5つの喜び」をケアの方針として掲げ、法人理念ならびに施設理念を実現に向け、「ユニットケア」と「5つの喜び」に基づいたケアの構築と実践を行っています。
『ミネルヴァあべの』は、先日まで日本一高いビルであった「あべのハルカス」や安倍晴明生誕の地である大阪市阿倍野区にて、平成29年4月に当法人としては初めての高齢者施設(ユニット型特別養護老人ホーム)として開設しました。大阪市内という制約のある立地条件や、救護施設平和寮建て替えによる併設施設である事情から、7階建ての建物のうち3~6階部分を入居者の居住空間として使用しています。
そのような立地条件ではございますが、7階部分にある屋上の畑にて農作物を栽培し、ご入居者が実際に作物に触れ調理するなど季節感を感じていただく、また移動スーパーや地域の様々な社会資源などを活用しながら、これまで送ってきた生活を大切にしたサポートを行っています。
ユニットケアへの想い
一人ひとりの暮らしの継続を大切にしたユニットケアの理念と法人の掲げる理念が同じ方向であることから、『ミネルヴァあべの』では開設時からユニットケアを採用しています。その当初より日本ユニットケア推進センターや複数の実地研修施設の皆様からの多大なるご指導や見学の機会をいただき、そこでのご入居者や生活を支えるユニットリーダーや職員の皆様の姿を目の当たりにすることにより、当ホームでも同じような生活が実現し、ユニットリーダー研修実地研修施設になりたいと具体的な目標を掲げてまいりました。開設当初から入居者一人ひとりの想いを大切にしたケアを行ってきましたが、職員の入れ替わりやコロナ禍などにより、業務優先の職員ファーストになっていた時期もありました。しかし、コロナ禍に終わりが見えてきた中で、「ミネルヴァあべの」の本来の目的は何だったのかと立ち返る機会を持ち、ミネルヴァは入居者の暮らしの場であり、我々はそれを支える立場であることを再認識したうえで、「すべての行動の中心はご利用者である」とのスタッフポリシーを全職員が同じ方向として持ちながら、日々ユニットケアに取り組んでいます。
- 暮らしの一コマ
- 毛糸の編み物の特技を活かし、楽しみながらセーターを編んでおられます
- 屋上での一コマ
- 周りはビルに囲まれていますが、屋上に野菜や花などを植え、散歩や一緒に作物の収穫を行い、自然や季節感を感じていただいています
- 食後の一コマ
- 毛糸の編み物の特技を活かし、楽しみながらセーターを編んでおられます
食べた物はご自身で片付けるというご自宅での生活をそのままに、皿洗いを行われています
- 部屋での一コマ
- いつも心に太陽を!!
ご入居者・職員とも、日々の生活を笑顔で楽しく過ごしています。