長野県 白駒の森
法人名 | 社会福祉法人 こまくさ福祉会 | |
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施設名 | 特別養護老人ホーム 白駒の森 | |
施設住所 | 〒391-0001 長野県茅野市ちの3000番地1 | |
TEL | 0266-82-7500 | |
FAX | 0266-82-7575 | |
施設管理者 | 施設長:池田 しずえ | |
担当者 | 受入担当者:小松 健司 / 上野 陽介 / 斉藤 俊幸 | |
連絡先 | 0266-82-7500 | |
HP | http://www.lcv.ne.jp/~komakusa/ | |
施設情報 | 開設年月 | 平成17年12月1日 |
ユニットケア導入時期 | 平成17年12月1日 | |
整備状況 | 創設 | |
入居定員 | 72名 | |
ショートステイ定員 | 5名 | |
ショートユニットの形態 | 空床利用 | |
本入居ユニット数 | 8ユニット | |
ショートユニット数 | ― | |
ユニットリーダーの平均年齢 | 40.1歳(2020年4月1日現在) | |
人員配置(常勤換算) | 1.5:1(2020年4月1日現在) | |
人員配置 (常勤換算/医療職含め) |
1.4:1(2020年4月1日現在) | |
平均要介護度 | 4.3(2020年4月1日現在) |
施設の歴史・理念・概要など
平成17年12月、施設らしくない施設にしたい思いで、建物はご入居者が落ち着く和風の雰囲気としました。どんなに認知力が低下しても、お年寄りが穏やかに暮らせる所、「ここでなら最期を迎えてもいい」と思える環境づくりと職員教育に力を入れてきました。法人の3ヶ条の理念と13項目の基本方針があり朝礼等で唱和し、毎日の目標を掲げています。
【施設の理念】
利用者本位のサービスを心がけ、笑顔を忘れず、「優しさと暖かさ」のあるサービスを提供していきます。
■「笑顔」は信頼関係の基本。形だけの笑顔ではなく、親しみのある笑顔を常に心かげることが大切。笑顔は相手に対して好意的であり、友好的であることの証。
■「利用者のため」という勝手な判断はしない。利用者さんのために良い事をしているという「思い上がり」は慎む、相手を尊重して看護、介護をしていく姿勢が大切。
【施設概要】
JR中央線茅野駅から歩いて3分。ユニットからも八ヶ岳が一望できます。
入居者77名(ショートステイ5名含む)、小規模デイサービスを併設。
平均年齢91歳。100歳の方が3名、、一方で60歳代、70歳代の方が9名おります。
1ヶ月の面会者の数は1ユニット平均70名以上、毎日又は1日おきの面会者が10名おります。
(現在、新型コロナウイルス感染症対策のため様子は変わっています。)
ユニットケアへの想い
“特養は平成27年から介護度3以上が入居”の情報が流れた時点で重度化することを視野に入れて重度化を予防しないとユニットケアは成り立たない。そこで委員会構成を変更。①9割は個室、褥瘡は作らない悪化させないを目標に入浴と褥瘡委員会を合わせて「スキンケア委員会」で発足。
②美味しく楽しく食べる食事委員会とすっきり排泄を目標の排泄委員会を合わせて、「食と腸の委員会」。昼間は全員トイレで排泄、オムツは一切使用せず、綿パンツに尿取りパット。下剤や浣腸・摘便を使用せずに、食事は9割が常食軟菜、1割がソフト食。腸内環境を整えることに力を入れてきました。
③双方が負担のない移乗や体位変換に重心移動を活用したノーリフティングケア委員会を発足。平成25年ころから腰痛予防を視野に入れて各種団体の研修を受講し、平成29年から“こまくさトランスファ”と名称を付けて施設職員全体で繰り返しトレーニングをしています。笑顔が増えたように感じております。
④看取りはご家族がお泊りしてお世話をする。同室にて食事や寝泊まりは自由です。
細かい観察や関わり、自由な食事、そして笑顔、しゃべる、食べる、ねじる、よじる(ベッドから自由に降りて、這いずって廊下に出ている)を大切にできるのもユニットケアだからこそできると信じております。
- 「其の方が住まいと思える」環境づくり。
- タンス等の家具は、その方の使っていたもの等を
持ち込んでいただいています。
- 「暮らしの一コマ」
- 柿を沢山頂いたのでリビングでみんなで干し柿つくり
“沢山むけたよ!!早く干し柿にして食べたいね”
- 「地域の中の白駒の森」―地域とのつながり
- 地区のみなさんがお神輿を担いで白駒の森に
訪れてくれました。
- 「暮しを豊かに楽しむ場所」―趣味やクラブ活動ができる場所。
- 生け花を活けました。“うん、我ながら、上手く活けたね!!”