「個別ケアへのきっかけ」(介護老人保健施設ぺあれんと 中川智博)
2017年1月5日 更新
私がユニットケアと出会ったのは、14年前の従来型の施設でグループに分かれ食事などの取り組みをしているのを見学したのが初めてでした。
ぺあれんとのオープニングスタッフとして働き始めましたが、ユニットという小さな集団でケアを提供していたが、自分が【したいケア】とは程遠いものでした。
リーダー研修に参加し、ユニットケアについて正しい知識を得られたのと、それを実践している施設を実際に見ることで、自施設の課題を認識し《変えてなくては》という気持ちになりました。
一気に変わるということは無理ですが、リーダー研修に参加する職員も増えることで、仲間も増えてきて、現場が中心となって徐々に集団のケアから個別ケアに変わっていきました。研修に参加している人の中には同じような悩みを持っている方も多数おり、情報交換の中からもヒントを得ました。また研修が終わっても仲間です。
自分が【したいケア】に一歩踏み出せる研修です。