「個別ケア、ユニットケアと出会って」(特別養護老人ホーム四條畷荘 太田卓哉)
2017年8月15日 更新
昭和58年に学校を卒業し、従来型の特養の生活指導員として仕事を始めた私にとって、ユニットケアとの出会いは、平成12年の介護保険法施行の時以上のインパクトがありました。決められた時間に一斉に行われていた処遇と呼ばれていたケアに何の疑問も抱かなかった私にとって、入居者の意向に沿った支援をする四條畷荘は、高齢者本来の生活を支えていける施設であると確信できるところです。
当法人内では毎年人事異動があり、従来型特養からの転入職員がいるのですが、その職員のほとんどが、もう従来型には戻れないと話しています。
我々、四條畷荘職員は、「楽しい食事」「ゆったりとしたお風呂」「気兼ねの無い排泄」「やさしい職員」
この四つのモットーを掲げて、日々入居者様の支援に取り組んでいます
入居者様はじめ家族様にとっても、安心できる施設、職員がやりがいを持って働くことのできる施設にしたいと思っています。
「チーム全員で入居者様の暮らしの継続を支援」(特別養護老人ホーム花巻あすかの杜 佐々木俊幸)
2017年8月15日 更新
平成20年に施設を開設してユニットケアを始めてから10年目になりますが、その年からの入居者様が7月に114歳を迎え、施設で誕生会を開催しました。
4月頃は熱が出て心配した時期もありましたがユニットスタッフだけでなく看護・栄養職との連携で乗り越え、今ではユニットを訪問すると、介助は必要ですが好きな時間に起きて食事をし、好きな農業雑誌を読んだり、毎日自分のペースでゆったりと生活をしています。ご家族は毎日のように訪問され、自分の家のお母さんの部屋で過ごすようにお話をされて帰ります。誕生会には多くのご家族がみえられ一緒に祝福し喜んでおられました。
当施設の支援方針は①一人ひとりの生活を大切にし、ここで暮らしてよかったと感じられるように、②毎日が快適で安心感が得られるように、そして、③入居者様とご家族様の思いが形にできるように支援することです。チーム全員で協力し合って入居者様の「暮らしの継続」を支えている職員を誇りに思います。
「私の歩んできた道・・・」(介護老人保健施設 ぺあれんと 吉田啓太)
2017年8月15日 更新
私は8年前にリーダー研修を受講しました。現場の講師が実際の事例を通して苦労したことも伝えてくださり、入居者主体とは言葉だけだった自分自身が、変わらないと何も変えられないことに気づきました。実際には悩んだ時期もありましたが、ある方から【皆不安なんだよ。だから、小さな事からでも良いから取り組んでみなさい。“その踏み出す一歩”が大事。もし、失敗したらまた元の位置に戻って別の方法を試したら良い。その失敗した過程が大事。それが経験に繋がり、結果は後からついてくる。】と教わりました。この言葉は今でも忘れません。
この14年間失敗もありましたが達成出来たこともたくさんあります。
【小さなことからでも変えていこう】と諦めなかった結果だと思っています。
今でも、自分自身の考え方が180度変われた研修に出会えたことに感謝しています。
これからは入居者が施設を選ぶ時代です。選ばれる施設を一緒に目指して頑張りましょ~!