「自分らしく生活できるサポート」(特別養護老人ホーム 稚内緑風苑 松山美行)

2019年10月1日 更新

ユニットケアの魅力とは入居者一人ひとりが自分らしく生活できることだと思います。それには、私たち職員が入居者一人ひとりの人格を尊重し、在宅での暮らしの継続ができるようケアを行っていくことが大切だと思います。

一人ひとりが自分らしく生活をするには、私たちが自己決定、在宅での暮らしの継続という視点から支援が必要なことを知ることが重要です。

それには24Hシートが不可欠で、ご本人・ご家族より聴き取りをし、アセスメントを行い個々の24時間の暮らしを把握しケアを行います。24Hシートがあることで、ユニット職員でケアの見直し、ケアの統一ができます。

月に1度のユニット会議でも、24Hシートを基に一人ひとりの入居者についてユニット職員で話し合いを行います。自施設の基本理念が「すべての人たちの人間としての尊厳が守られ、豊かな人生を営むことができるよう多様で良質な福祉サービスを創意工夫し、総合的に提供します。」とあります。職員全員で、施設の理念を根本に入居者一人ひとりが、自分らしく生活できる(個別ケア)サポートを行っています。

こうしたケアの中で入居者の笑顔がみられた時が、この仕事のやりがいでもあり、ユニットケアの魅力でもあると思います。

是非、実地研修施設として、ユニットケアの魅力を共有して頂きたいと思います。

「『暮らしの継続』の実現に向けて」(特別養護老人ホーム稚内緑風苑 羽場雅美)

2019年10月1日 更新

ユニットリーダー研修では、ユニットケアにおける理念「暮らしの継続」24時間の暮らしを見つめることの大切さを学ぶことができます。

24Hシートを活用することで、その人の暮らしを知ることもでき、個別にケアをすることの根拠を深く理解することもできます。

実地研修施設での研修では、機会がない限り他施設への研修、見学はあまり経験がないと思います。実地研修で見たもの、感じたことを、共に働く仲間に伝え、一緒に考え、悩み、課題を明確にすることもでき、介護職員として成 長させてもらうことが出来ると実感しております。

現在も課題はありますが、ユニットケア実践において日々入居者様やご家族の思いに触れ、ともに施設での暮らしについて考える事が、入居者の暮らしの充実、入居者様がご自分のペースですきなときに寝て、すきなときに起きる。すきな時間に食べ、すきな事をする。そんな当たり前の一人ひとり違う「暮らしの継続」の実現に向けて、研修で学んだことを振り返り、サポートしております。悩んだ時には原点に戻り、仲間と話し会い、目指すべき方向性を確認し、個別ケアの大切さ、もし自分、家族だったらという入居者目線を大切に最期まで…。そして、すべての人たちの人間としての尊厳が守られ、豊かな人生を営むことができるよう多様で良質な福祉サービスを創意工夫し、総合的に提供していきます。

「ユニットケアに出会って」(特別養護老人ホーム グリーンハウス 中釜莉那)

2019年10月1日 更新

私は開設をして2年目のときに、今の施設に就職をしました。そのときは“ユニットケア”という言葉は聞いたことがありましたが、どんな意味なのか理解していませんでした。ただなんとなく、入居者様のケアを行う日々を過ごしていました。そんなとき、平成23年に施設長が変わったのをきっかけに施設全体で「ユニットケアに取り組もう!」と取り組みをはじめ、今現在に至ります。このユニットケアの取り組みを始めたことで、入居者様のケアに対する考え方が違っていたことに気づき「“介護”とはこんなものだ」と思っていたものが覆されました。ユニットケアを学ぶことで、私たちにある当たり前の暮らしが施設にはなかったということを改めて思い知らされました。きちんとユニットケアを学び、介護する側が実践をすることで、入居者様の暮らしが変わるということを実感しました。

今もまだ取り組んでいる途中であり、まだまだ課題もたくさんあります。入居者様の暮らしが、今以上により良いものになるように施設全体で考え、取り組んでいきたいと思います。

 

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