入居者との関わりについて(特別養護老人ホーム岩出憩い園 乾 洋文)

2023年2月1日 更新

私は岩出憩い園に入職して9年になりました。
去年の4月より介護主任を任せてもらっています。
私が大切にしている事は、入居者としっかり向き合い、コミュニケーションをとるという事です。職員不足の中、ユニット業務追われている職員に、しっかり時間をとって入居者と向き合う事は難しいと思いますが、信頼関係を築く上で一番大切な事であり入居者の新たなニーズも知る事が出来るはずです。入居者の重度化が進む中、日々の細かな表情や様子の変化がわかる事もユニットケアの強みです。現在、コロナ禍の中、家族との面会制限や外出のできない日々が続き、入居者の楽しみも軽減しています。
ある入居者は、私の6歳の息子との文通を楽しみにしてくれています。「また字が上手になったね。よろしく伝えといてね。」と笑顔で話してくれ、息子も手紙を心待ちにしています。入居者の気持ちに寄り添い、少しでも日々の生活に楽しみを見いだしてくれるよう、私達が関わり合っていきたいと思います。

ユニットケア施設における新型ウイルス対策の問題と対応(特別養護老人ホーム岩出憩い園 前田美智子)

2023年2月1日 更新

我が施設のある和歌山県岩出市も感染者数が2千人を超えています。高齢者が新型コロナウイルス感染症に罹患すると重症化リスクが高い事を身をもって体験し、蔓延防止は急務であり、職員の確保、物品の確認など様々な問題を並行して行わなければなりません。長期間のコロナ対応や個室対応も入居者の精神面や、ADLの低下を伴います。家族との面会やクラブ活動、行事なども全て中止となり入居者の精神状態の把握、心のケアが必要になります。そんな中ユニットケアならではの少人数制、馴染みの関係が効して、大変な中にもユニットでの行事食や、おやつ作り、生け花などを行い、少しでも入居者の気分転換を図りました。1日も早く、以前のようにご家族が気の向いた時に居室に来られ、当たり前の会話をしながら一緒に過ごしていただける日が来ることを願っています。

コロナ禍での家族との関わり方(特別養護老人ホームくぬぎ苑 池内 淳)

2023年2月1日 更新

著者ユニットリーダー 池内 淳   (社会福祉法人櫟会 特別養護老人ホームくぬぎ苑)

私はくぬぎ苑に勤め始めて6年、ユニットリーダーになって2年半が経ちました。苑には私にとって勤務年数的にも、年齢的にも先輩になる方が多くいるので、いつも助けてもらいながら業務に取り組んでいます。
リーダーとしてユニットの職員や多職種、上司と様々な場面で意見を交換を行い、日々入居者の「暮らしの継続」を目指し取り組んでおります。
今回、このブログを書かせていただくにあたり、くぬぎ苑でのコロナ禍における家族とのかかわり方について紹介させていただきたいと思います。
コロナ禍になり、感染予防の一環として面会の制限をを実施しております。
コロナウィルス感染症感染者数の状況に応じて、一日の面会組数を調整させていただいております。
この状況で少しでも家族の皆様に入居者の様子を知ってほしいと考え、オンライン面会の実施や写真付きのお手紙をお出ししております。
家族の方の反応としては「会えない分、日々の様子や写真をもらえると安心できます」と言っていただけています。
コロナウィルス感染症拡大のように今までには経験が無いような事態が今後も起こるかもしれませんが、それに対応しつつ、入居者の方々に寄り添ったケアができるように職員一丸となって取り組んでいきたいです。

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