~ユニットケアの実践は現場職員のプロ化!~(社会福祉法人伯耆の国 山野良夫)
2016年11月1日 更新
特養「ゆうらく」は平成15年に創設され、これまで35年以上の長きに亘る集団ケア・流れ作業から脱却することになりました。がっ、ハードが変わっただけで、同じ入居者・職員で果たしてどうなるか・・・?大きな不安を抱えての再出発でした。
ユニットケアの基本である固定配置と、暮らしの継続を保障する24時間シートの活用により、着実に個別ケアの実践が可能となってきています。
個別ケアの提供により、入居者はこれまでの焦点距離の合わない表情から、笑顔と目的を持った表情に変わり、職員は自立支援の具現化を目指し、より一層の専門性を身に付けてきました。プロとしての介護職の意識の醸成に繋がってきています。介護職の市民権の獲得を・・・!
これからもゆうらくは、ユニットケアの基本を尊重しながら、入居者の暮らしの場・暮らしの継続の充実を図り、地域住民のセーフティーネット構築支援を目指していきたいと考えています。