「自分を変えてくれた研修会とライバルの存在」(特別養護老人ホーム神の園 田中剣志郎)
2017年11月1日 更新
以前の私は向上心も向学心も無く、決められた仕事をこなすだけの毎日を送っていました。
H24年ユニットリーダー研修に参加する時も、正直な所「面倒だなぁ」と思いながら会場へ向かっていた事を今でも覚えています。実地研修では自施設との違いにびっくりで、半ばショックもありましたが、「同じ人間なんだから俺たちも出来る!」と勝手に実習施設や職員さんをライバル視していました。物事を否定したり、後ろ向きな考えばかりの私でしたが、「負けへんで、やってやるよ!」と意気込み、「どうすれば上手くいくか」を考えるようになりました。
あの時研修に参加してユニットケアに出会い、実習施設の方々に出会わなければ、今の自分は無かったはずです。「1回やってみよう!あかんかったらその時考えたらええやないか」、今ではこれが自分の合言葉です。自分や施設を変えるために、ぜひ研修に参加してみて下さい。そして共に高め合える良きライバルになりましょう♪
「前に進むために」(特別養護老人ホームやすらぎの里 湊川里美)
2017年11月1日 更新
やすらぎの里がユニットケアに取り組むということで、約10年前リーダー研修に参加させていただきました。長年の集団ケアに疑問を抱き悶々としながらも、仕方がないと思っていた時期で「こんな研修があるんだ、自分たちの思っていることは間違いではない、入居者の気持ちに添ったケアのやり方がある」と衝撃を受けました。
その後、直ぐにできると思っていたユニットケアは遅々として進まず、諦めたこともありましたが、その大きな原因は、理念を浸透させることが出来なかったことにあると思います。この研修で、理念の大切さを強く意識し、全員で共有することから始め、そこから一気に進んでいったように思います。「ユニットケアの理念、施設の理念」を常に意識し、今自分たちはどんなケアをしているか、様々な場面で振り返る機会を持ち、少しずつでも前進できるよう今後も取り組んでいきたいと思います。