「新しい時代への対応こそユニットケアの魅力」(社会福祉法人天神会 特別養護老人ホーム天神荘 施設長 高田 美洋)
2019年6月1日 更新
平成から令和の新時代となりました。入居者の皆様は、大正、昭和、平成、そして令和の時代をお過ごしになられます。
令和の時代は情報技術が目まぐるしく発達し、住まいや、暮らし方、生活様式に変化をもたらすことが予想されています。それに伴い入居者、ご家族の意向にも変化があることと思います。しかし、身体が不自由になっても今までのように暮らしたいとの思いは変わることなく、自分らしく生きたいという思いも不変ではないかと思います。
私たちには、時代に沿った多様なニーズへの対応が期待されています。ユニットケアという運営方法を用い、そして一人ひとりの意向や好みに対応していくことが、我々の使命でもあります。そのためには、ユニット型施設運営の4つのポイントである、①体制づくり、②住まいづくり、③暮らしづくり、④チームケアづくりを総合的に推進していくことが必要です。
これからも私たちは、ユニットケアの理念である「暮らしの継続」を目指し、一人ひとりの思いに寄添いながら、個別ケアを提供することで時代のニーズにお応えしてまいります。
そして時代が変わっても一人ひとりの思いに応える、それができることこそユニットケアの魅力ではないでしょうか。