「ユニットリーダー研修に参加してみて、そして今思うこと」(特別養護老人ホーム花巻あすかの杜 林 瞳)
2020年8月3日 更新
昨年、私はユニットリーダー研修に参加させていただきました。
私の働く施設は、実地研修施設ということもあり、ユニットケアはある程度理解しているつもりでした。そんな中、3日間かけて内容の濃い講義を受け、ユニットケアについての理解を今まで以上に深めることが出来ました。その後の4日間の実地研修も身になることばかりでした。自分の施設とは違う面がいくつもあり、自分では気づかないうちに固定概念を持ってやっていた面があったので、自分の知識の幅を広げることができ、非常に勉強になりました。また、振り返りや行動計画書の発表の場で、他の研修生の発言から刺激を受けることが多くあり、自分自身の意識の向上にも繋がりました。
研修を終え1年が経ち、改めてこの研修を振り返ってみると。日々思うことがあった際、時間が解決することもありますが、それを一旦ミーティングや、何よりも日頃から話題に上げて話し合うことが大切であり、それがリーダーの役割でもあると学んだことを思い出します。それは、この研修で私が得た大きな成果であると、振り返ってみて改めて感じました。
現在、新型コロナウイルスの影響で面会規制やクラブ行ことの中止等々、以前は当たり前だったことが出来ない状況下にいます。出来なくなったことが多い中でも、ユニット内で何が出来るのか、小さなことで入居者様の笑顔を引き出すことにやりがいを感じています。それが、ユニットケア・個別ケア・一人ひとりの意向に沿った支援に繋がっていれば嬉しいです。