リーダーとして難しいと思っていること(特別養護老人ホーム清明庵 佐藤 敏恭)

2021年2月1日 更新

私が勤めるユニットに転倒を繰り返す入居者がいました。清明庵では、その都度、状況説明の連絡を家族に入れています。今回、その入居者のご家族でキーパーソン(窓口)となっていただいている方が、体調不良のため、弟さんに代わるというケースがありました。そこでの出来事をお話しします。

私たちは、それまで弟さんとはほとんど関わることはなく、弟さんは、入居者の認知力やADL、暮らしぶり等の現状を十分には把握されていないようでした。にもかかわらず、施設から今までと同じように事故の状況説明の連絡を入れたものですから、弟さんは、転倒を繰り返し報告してくることに、だんだんと不安感や不信感が募り、こちらに対し怒りだすこともありました。

そのことから、私たちは、転倒などの報告することもさることながら、まずは本人の状態を知ってただくことが必要だと気がつきました。そこで、弟さんに理解してもらうために、その都度、現状の説明・暮らし方・病気の説明等を説明しました。そうすることで、弟さんはだんだんと怒り出すこともなくなり、「いつもありがとうございます」と言っていただけるまでになりました。さらには、支援について協力的に考えていただくようにもなりました。

私達が知っている本人像と家族が知っている本人像を、ある程度一致させておかないとズレが生じます。ですが、本人と家族の距離感や関係性は、人それぞれです。それを理解し、それぞれの家族が、現状をどうとらえているのか知ったうえで、どう働きかけていくのかということが必要だと思いました。入居者への個別対応はもちろんですが、家族に対しても個別対応が不可欠だと学びました。

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