ユニットリーダー研修実地研修施設として思うこと(ラスール坂下 施設長)

2025年7月25日 更新施設長

著者施設長 齋藤 栄   (特別養護老人ホーム ラスール坂下)

 特別養護老人ホームラスール坂下は、今年度ユニットリーダー実地研修施設になりました。先日、私がセンターの管理者研修を受けた時の資料が出てきました。それは『ユニットケアの理念と意義』『高齢者の生活とその環境』などのテーマで意見を述べているものでした。その中の『高齢者とその生活 ユニットケア施設における体制及び管理運営』で次のように述べています。

 「入居者の暮らしを保証するために、チームでケアすることの重要性を強く感じた。また、その仕組みを作るのも、実践するために職員をリードするのも施設長の重要な仕事であることを痛感した。24時間暮らしの支援シートの作成、勤務体制の整備、実際の現場では様々な問題が発生することは予測される。私たちは入居者の安心安楽な施設での生活を、望む生活を実現するために仕事をしていることを施設長自らがぶれることなく示していかなくてはならないと思った。そのためにも、必要とされる知識の習得や、職員との関係づくりを普段から意識して取り組まなければいけないと考える。」(一部抜粋)

 今から約13年前にこんなことを思いユニットケアに関わろうとしていた自分がいました。それが現在の施設職員の皆さんの素晴らしい活動でユニットケアを実践することに繋がっています。
 赴任して3年間新型コロナウイルスによるダメージは計り知れないものでした。ふれあうことの喜び、個別ケア学習機会の創出、少しずつ関係性を修復しながら施設というチームを作り続けてきたことは間違いなかったなと今現在思っています。まだまだ未熟で何か特別なことはできませんが、この「感覚」を一緒に感じてもらえたなら嬉しいなと思います。どうぞ雄大な会津磐梯山と母なる猪苗代湖の会津へおいでください。ともに勉強しましょう。ともに感じましょう。皆さんのお越しをお待ちしております。
 
  

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