「感動によって変わる」(特別養護老人ホーム望星荘 藤崎まゆみ)

2017年10月16日 更新指導者

「出来ているわけがないと思っていました」これは実地研修で耳にする言葉です。

3日間の座学を終えた受講者の率直な感想であり、思い返せば私が研修を受講したときも同様な想いを抱いたのを覚えています。

そこには、入居者が落ち着く空間があり、ゆったりとした時間が流れ、スタッフの生き生きとした表情がありました。

当時、画一的なケアに疑問すら湧いていなかった望星荘が、ケアの在り方を見つめ直すきっかけとなったのが、この研修でした。

しかし、すぐに軌道に乗ったわけではなく、肯定的な捉え方を構築するには多くの時間と労力を費やし一進一退を繰り返してきました。

「やってみないとわからない!」を合言葉に、体験をして言えることは、“未知なる可能性がある”ということです。体験することにより感動を覚え、施設が良い方向へ変わっていきました。

受講者の皆さまも、きっとこの感動を味わえる機会になると信じています。

「目からうろこ」(特別養護老人ホーム四條畷荘 久保卓也)

2017年10月2日 更新指導者

私は8年前にこの研修をうけました。

それまで従来型特養しか経験のなかった私には学ぶ全てが新鮮で「目からうろこ」状態でした。この研修ではユニットケアのことはもちろんですが、「自分の施設でできることは何か」ということを考えさせられる研修となりました。

研修から帰って、同じ研修をうけた職員と一丸となって一心不乱にユニットケアについて考え、何から取り組めばよいのかをたくさん話し合ったのを覚えています。一番最初にしたことがユニットケアとはかけ離れた「汚物室の掃除」でしたが、自分の施設で何ができるかを考えて出した答えに私は自信を持っていました。それから1年かけて排泄ケアを取り組み、次年度に入浴ケアと1年ごとに食事、環境とテーマを変えて少しづつ一歩づつ「変化」していくことができたのです。相当時間をかけて取り組んできましたが、それができたのもこの研修で学んだことが軸となってブレなかったことが大きかったと思っています。

まだまだ取り組むべきことがたくさんありますが、これからもユニットケアについて考えながら日々成長していきたいと思っています。

「ともにいる、ともに歩む。」(特別養護老人ホーム 三納の里 相澤茂)

2017年10月2日 更新施設長

開設当時はユニットケアを理解している職員は少なく、手探りで一歩一歩進んでいきました。日々入居者の支援をさせていただくこと、一つ一つ学習したことを実践に活かしていくことで、すこしずつ自分たちのことを肯定できるようになってきたと思います。

開設から12年が経過しました。感性が高く、あたたかく、優しい職員。自分の人生を生き抜いてこられ、その人らしさを、そのままに現わしている入居者の方々。日々、自分の身近にいる人と、ともにいられることを心より感謝しています。

嬉しいことも、悲しいことも、すべてを受けとめて、ともにいること。その味わいを教えてくれているのが、ユニットケアだと感じています。今日という日、一歩ずつ、ともに歩んでいきたいと願っています。

 

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