「ユニットと家族の一体感」(特別養護老人ホーム三好園しんざ 田中眞由美)

2018年11月1日 更新

家族同士の関係性が芳しくなく、最期の迎え方について意見が一致せず、家族が悩んでいることがありました。そこで家族や入居者が満足し納得できる選択が可能となるように相談員・ケアマネ・看護・リハビリ・ユニット・施設長等それぞれの立場でご家族とコミュニケーションを重ね、施設は入居者のみならず家族への支援も多職種を含めて開始しました。

その結果、時間はかかりましたが家族同士の意向が一致し「うちの母は大勢の職員さんから関わってもらって幸せです。」の言葉を頂き、その人らしい最期の迎え方について家族が支援できること、スタッフがサポートすること等が自然な流れの中で分担されてゆきました。日頃のお互いの関係性が、このようなことをもたらしたと感じています。

そして他界された数日後の故人を偲ぶ会で、「毎日顔を合わせていたから、●●丁目の皆さんに会えないことが淋しい。」と頂戴した言葉は、今でもユニットの励みとなっています。

このように、家族の思いを受け止めながら、ユニットと家族が一体感をもって入居者のケアを実践できること、これもユニットケアの魅力の一つだと思います。

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